ZEXAL−102〜109、5D’s−65〜72

中間から期末にかけてという事で中間はないものの、何かと忙しい日々が続く。

この間隔だと就職活動始まったら更新速度絶望的になるような……

いや逆に逃避エネルギー働くかもしれないけど。

来年になったら更新速度更に遅くなるのかな、とか思ったけど

そもそも去年霊使いRPG1話しか更新してないじゃんというセルフツッコミが。

2年で5話……完結まで何年かかるんだ……

とにかく今年はあと1話だけでも更新するぞ!



そんな間にも色々と新カードが登場し、色々とカードのストーリー解説等もあった。

面白いものから設定が微妙におかしいところまで色々あったけど、それは後回し。

とりあえず溜まってたアニメ日記のみ。





ずっと更新していなかったうちに、アニメで出たカードはこれから先に出るパックで

情報が公開されたものもそこそこ多い。

という事で、今回は5D’s中心で、ZEXALは数枚だけ。



5D’sは聖騎士が日本で発売という事で、聖騎士を使うシェリーが登場。

現在の【聖騎士】に欲しいカードも登場し、コレクターズパック5D’sが待たれる。

中々のデュエル戦術に実用的なカード、容姿端麗と活躍しそうな雰囲気を漂わせたシェリーだったけど、

遊戯王(というか少年漫画か)のジンクスに漏れず、女キャラなのが原因なのか微妙なままネタキャラになってしまった。

カードもTFにはそれなりに収録されたもののOCGには恵まれず、なかなかに惜しい。

ZEXALでは女キャラはシャーク妹が活躍するものの、このパターンになりそうで怖い。

そう考えるとアキさんは凄かったんだなー



102〜109話のZEXALの新カードの一部紹介。









(モンスター1枚)




《ゴルゴニック・ガーディアン》

エクシーズモンスター

ランク3/闇属性/岩石族/ATK1600/DEF1200

レベル3モンスター×2
フィールド上に表側表示で存在する攻撃力0のモンスターは破壊される。

このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の効果を無効にし、

攻撃力を0にする。

この効果は相手ターンでも発動する事ができる。



ランク3のエクシーズモンスター。無効にする!!

ステータス以外はかなり強力な効果で、攻撃力0+無効に加え0は破壊なので実質除去となり、

無効にしてから効果を発揮する分実質的な除去能力はコーン号その他を上回る。

自身の効果上奈落を避けるといった事はできないけど、回数制限が無いのも色々とおかしい。

それに加えて相手ターンでも発動可能とNo.が霞む強さを誇り、OCG化でどれだけ弱体化するか楽しみなカード。





(魔法1枚)




《ゴルゴン・チャーム》

通常魔法

フィールド上に裏側守備表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターを表側守備表示にする。



《太陽の書》の亜種。

こちらは攻撃表示にしなくていいので、リバースを条件として守備力の方が高い自分のモンスターに使っていくのが基本となる。

例えば霊使いとかは(名前的にも)相性がいい。

その他メタポ系のデッキとかで相互互換として使ってみるなど、それなりに用途が広い。

細かい差ではあるけど、実戦的な除去カードには相手が攻撃表示でないと効果が発揮されなかったり、

失敗したときに戦闘ダメージを受けにくくなったりと、《太陽の書》とは自分のプレイングで採用を迷う事になりそう。

……で相手にも使えるけど、それなら太陽でいいし相手に使うために採用する事は少ないから一応覚えておく程度で。





(罠1枚)




《エクシーズ・バトル・チェーン》

通常罠

お互いのフィールド上にモンスターエクシーズが存在する場合に

自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。

モンスターエクシーズを対象にして発動した

魔法・罠カードの発動と効果を無効にして破壊する。

この効果をバトルフェイズを行っていない相手ターンで発動する場合、

相手のモンスターエクシーズ1体は、

選択したモンスターエクシーズに攻撃しなければならない。



テキストがわかりにくいので組み替えて整理すると、

お互いのフィールド上にモンスターエクシーズが存在する場合に、

自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。

このカードを発動したターン、エンドフェイズ時まで、モンスターエクシーズを対象にして発動した

魔法・罠カードの発動と効果を無効にして破壊する。

バトルフェイズを行っていない相手ターンにこのカードの効果によって

発動と効果を無効にして破壊した場合、

相手のモンスターエクシーズ1体は、

選択したモンスターエクシーズに攻撃しなければならない。

まずエクシーズモンスターが両者にいなければ発動できず、発動条件は若干面倒。

そしてモンスターエクシーズ全般に聖槍のような効果を適用できるものの、対象を取らないカードには対応できない。

そしてバトル強制効果は不安定さが大きすぎる。

つまり使わないほうがいい。



《セイクリッド・プレアデス》と《ヴェルズ・ナイトメア》がチェーンに繋がれた状態で戦っている。

見る限りではナイトメアがプレアデスを引っ張っているものの、ステータス的にも効果的にもナイトメア無茶すんなという状態。

だがこういう戦いを繰り返した結果プレアデスは……





ZEXAL終了。

次は5D’s。65〜72話の一部カード紹介。





(モンスター6枚)




《歌姫アドリアーナ》

通常モンスター

星1/光属性/魔法使い族/ATK 300/DEF1000

当代随一といわれた歌姫。その歌声は天使をも魅了したという。



デュエルでは使用されなかったモンスター。

レベル1の魔法使い族は同じ中でも低ステータスが多く、それらと比べると

なかなか守備力が高いモンスター。

更に通常モンスターは闇属性である「封印されし」と《千眼の邪教神》のみなので、

このステータスのモンスターは貴重なんだけど……OCG化せず。








《聖騎士の槍持ち》

効果モンスター

星2/光属性/戦士族/ATK 800/DEF 400

このカードを墓地へ送る事で、

自分のデッキから装備魔法カード1枚を手札に加える事ができる。



「聖騎士」と名の付いた、《アームズ・ホール》のような効果を持ったモンスター。

サポートが豊富なところがポイントで、《トゥルース・リインフォース》や《聖騎士モルドレッド》から持ってきて

効果で聖剣を揃える……といった事が行いやすくなる。

TFではリリースに効果が変更されたけど、どちらかといえば実質的に強化された。

OCG化が待たれるカードの1枚。








《花騎士団の駿馬》

効果モンスター

星3/風属性/獣族/ATK 400/DEF 800

このカードが召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。



召喚するだけでドローできる、かなり強力なカード。

使いまわしはしにくいものの、阻害されにくいという点ではパイパー等より安定する……と思う。

そういったメリットの代わりに、属性や種族は犠牲となってるけど、《トーテム・バード》にも繋げられるとも言える。

TFでは槍持ちか《融合》を手札に加える効果となった。どちらかといえば弱体化したけど弱くは無い。








《見習い騎士》

通常モンスター

星2/地属性/戦士族/ATK1000/DEF1000

病の父に代わって戦場へと飛び出した少女。彼女が女だとは誰も気付いていない。



こちらはデュエルで使用された。

またこちらも、同じ条件では《ドローン》の上位互換となるそこそこ優秀なカード。

低レベルの通常モンスターの中では、地属性軸【ローレベル】でレインフォースとか《チューン・ウォリアー》とか

使う場合に投入が検討できるので、使い道があるほう。

そんな訳で需要はあったけど、やっぱりOCG化せず。



元ネタは中国の文芸(木蘭辭)等の主人公、花木蘭(ファ=ムーラン、Hua Mu Lan)から。

老病の父に代わり、娘の木蘭が男装して従軍。異民族を相手に勝利を収め帰郷するという話で、

フランス革命とはあまり関係しないもののジャンヌ=ダルクっぽいキャラから選ばれたんだろう。

……そんな彼女を《理想のために》リリースするってどういう事だ……フランス革命の犠牲にしてどうする……








《聖騎士の盾持ち》

効果モンスター

星4/光属性/戦士族/ATK 800/DEF1300

(テキスト不明、8期表記)
このカードが召喚に成功した時、墓地の「聖騎士」と名のついたモンスター1体を除外して発動できる。

デッキからカードを1枚ドローする。



「聖騎士」の1体で、ドロー効果を持つモンスター。

多くの聖騎士と同じくレベル4だけど、通常モンスター関連ではなく、ガラハドとの兼ね合いもあるので

構築を少し変える必要があるものの、ドロー自体は強力。








《聖騎士ジャンヌ》(アニメ版)

効果モンスター

星4/光属性/戦士族/ATK1900/DEF1300

このカードが攻撃する場合、ダメージステップの間攻撃力が300ポイントダウンする。

このカードが効果によって破壊された時、自分の墓地から魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。



遊戯王の中では5体目(《闇霊使いダルク》を含めるなら6体目)の、ジャンヌ=ダルクをモチーフとしたモンスター。

「聖騎士」の1体で、OCGの中では唯一の女モンスターなんだけど……効果がかみ合わない事を含めて扱いが悪い。

やっぱり紅一点というのはその女性の容姿が良いからそう言われ扱われるのであって、良くない場合は……

そして聖騎士は全てある同じイラストレーターが描いた、遊戯王の中でも美麗なイラストだけど、このカードだけは……

しかもこちらはフランスのため、他の聖騎士とは時代が違うけど敵同士でかなりの違和感がある。

うん……ジャンヌ自体が悪いわけじゃないんだ……。

ちなみに槍持ちがOCGになれば唯一ですらなくなる。

今OCGになっていたのならば、アニメ効果との兼ね合いで墓地から聖剣を加えるみたいな効果になっていた

可能性が十分にあるので、中途半端に5D’s時代にOCGになったのが運が悪かったとしか言い様がない。





(魔法1枚)




Sp[スピードスペル]−ハイスピード・クラッシュ》

通常魔法

自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。

フィールド上に存在するカード1枚と、自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。



《スクラップ・ドラゴン》みたいな効果を放てるSp[スピードスペル]

条件も簡単で効果も強力という使いやすいカードで、WCSシリーズではほぼ必須カードとなっている。





(罠4枚)




《メテオ・ウェーブ》

通常罠

自分フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体を選択して発動する。

このターンのエンドフェイズ時まで

そのモンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

この効果で攻撃力がアップしたシンクロモンスター1体が

相手の守備表示モンスターを攻撃した時、

その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。



シンクロモンスター用の《ストライク・ショット》のようなもの。

シンクロにしか使えない代わり、他の貫通系と違いコンバットトリックに使えるようになっている。

しかし通常罠で300アップという微妙な値なので、腐る可能性も考えると他と同じくらいの採用率になる、はず。



《フレムベル・ウルキサス》が隕石と共に特攻している。

隕石と言えば《ジュラック・メテオ》で、そしてフレムベルは1回絶滅している(マスターガイドのみの記述)

それから考えるとメテオと共に特攻したのだろうか……フレムベルは最後まで真面目にワームと戦った功労者だった……








《ゼロ・ホール》

通常罠

自分の手札が0枚の時に発動する事ができる。

フィールド上に存在するカードを全て破壊する。



「ホール」と名のついた通常罠の1枚で、手札が0枚の時に発動できる全体除去。

蟲惑魔にもインフェルニティにも相性が良く、蟲惑魔は効果で破壊されず、インフェルニティはガーディアンが輝く。

OCG化すれば蟲惑魔のメタビートさがさらに加速するかな……。

ちなみにGXにも同名カードが存在する。

明らかにスタッフや開発班の間で連携が取れていないのが丸解り。大丈夫なんだろうか?








《フローラル・シールド》

通常罠

相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。

その相手モンスターの攻撃宣言を無効にし、自分のデッキからカードを1枚ドローする。



キャントリップ付きの攻撃無効カード。

こういったカードは他のカードゲームに多いけど、遊戯王には少ない。

その中でも、これは中々に優秀な働きをしてくれるカードと言える。

他の攻撃宣言系を抑えられるかはきつい所だけど、選択肢としてはアリ。

こういう、デッキにそこまで採用され辛くともそれなりにカード達を毎回通常のパックに

入れてくれればいいんだけどな……結局OCG化してないしこれ








《理想のために》

通常罠

自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。

自分フィールド上に存在するモンスター1体の戦闘による破壊を無効にする。



戦闘破壊前に発動できるという希少なカード(TFではOCG風になり効果も変更され、わかりやすくなっている)

使い道を見つけにくいカードで、TF版でも残存効果とはいえ使うのは厳しい。



元ネタと同じ絵画を、OCGのモンスターで表現している。

真ん中の「自由の女神」とも言われる女性は《聖女ジャンヌ》に、倒れている男性は《さまよえる亡者》2体へと変わっている。

ただ、その左にいるマスケット銃を手にしたドラクロワ自身と終われる男性はいなくなっている。

……ところでこの元ネタ、一応18禁注意、なんだろうか? 絵画は良くわからない。





今回はこれで終了。