DTについてとARC−10

前回で、端末世界はデュエルターミナルという端末の中に生まれた空間かもしれない、みたいな事言ったけど、

なんか、それっぽいモンスターが出てくるとかいう情報が。
情報によると、その《クリフォート・ツール》というののフレイバーテキストは、

システムをレプリカモードで起動する準備をしています...

C:\sophia\sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。

次の不明な発行元からのプログラムを実行しようとしています。

C:\tierra\qliphoth.exe の実行を許可しますか? ...[Y]

システムを自律モードで起動します。

との事だけど……何かすごく謎なテキスト。ただ、カード切れの時とかに見た人もいると思うけど、

「DUEL TERMINAL」の機械ってXPを起動するとすぐにCドライブにあるプログラムが起動してゲーム画面になるんだよね……。

それと海馬とかペガサスの事とかを繋ぎ合わせたら、プログラムされた電脳世界って感じにも十分ありそう。

そうなると、ウィンとかマハーヴァイロとか、後帰ってこれたインヴォーカーとかも更に謎になりそうだけど。

ま、そのうち特集みたいなのがされるんだろう、きっと。

ただ、どんどんと通常パック占拠してOCG世界のカードが少なくなるのはちょっと勘弁……





10話のARC−Vのカードの一部紹介。

OCGカードもこの前と同じく9期テキストで書こうと思ったけど意外と時間がかかるので省略。

あとアニメオリジナルが1枚もないけど一応つけとく。





(モンスター11枚)





《ジェムナイト・ルマリン》

効果モンスター

星4/地属性/雷族/ATK1600/DEF1800

イエロートルマリンの力で不思議なエナジーを創りだし、戦力に変えて戦うぞ。

彼の刺激的な生き方に共感するジェムは多い。



ジェムナイトの通常モンスターの1体。

攻守では中途半端だけど、融合先の爆発力が高い。



ADXでのコマンドは「とっしん」「(なし)」「けいりょうか」「ガイアパワー」「(なし)」。

攻守共にそこそこあり攻撃力も上げられるので、それなりに使いやすい。

コマンドはそのモンスターの性格や活躍、設定を表す数少ない資料だけど、「けいりょうか」か……。

OCGだとルマリンは爆発力の代わりに他2体と比べサポートしにくいから、少し重い感じがしたけど。

SDだと……正直融合先含めて微妙。









《ジェムナイト・クリスタ》

通常モンスター

星7/地属性/岩石族/ATK2450/DEF1950

クリスタルパワーを最適化し、戦闘力に変えて戦うジェムナイトの上級戦士。

その高い攻撃力で敵を圧倒するぞ。

しかし、その最適化には限界を感じる事も多く、仲間たちとの結束を大切にしている。



ジェムナイトの通常モンスターの1体。

ピン投入構築ならともかく、最適化しすぎると仲間との結束が難しくなってくる問題がある。



ADXでのコマンドは「(なし)」「ガイアパワー」「(なし)」「てんしのサイコロ」「ワン・フォー・ワン」。

他のモンスターも言えるけど、通常モンスターはテキストとコマンドの分性格とかがわかりやすい。

逆にわかりにくいのがADX導入時に辺り触りのないコマンドが付けられたチューナーとかで、そちらにコマンドを取られている場合が結構あるように思う。

クリスタさんの場合はテキストに応じた仲間のバンプ効果、ストーリーの活躍を反映した141となっている。









《ジェムナイト・エメラル》

効果モンスター

星4/地属性/岩石族/ATK1800/DEF 800

自分フィールド上に表側表示で存在する通常モンスター1体と

このカードをゲームから除外し、自分の墓地に存在する

「ジェムナイト」と名のついた融合モンスター1体を選択して発動する。

選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。



ジェムナイトの1体。

効果自体はまさに錬金術や等価交換と言った感じでイメージとしてはいいんだけど、使うとなると酷い。

というかあんまり生け贄とか除外を気にしてはいけないとはいえ、ストーリー上はこの効果一切使わなかったという事に……?



ADXでのコマンドは「(なし)」「しょうかん☆×7」「とっしん」「しょうかん☆×8」「(なし)」。

クリスタとジルコニアを思わせる召喚先の設定になっている。

コマンドも何とも言えない微妙さ、SDでも専用隠しデッキじゃ効果使いにくいとターミナルですら問題がある。

ジルコニア要員としてスキャンするのが一番効果的な活用方法かもしれない。

ちなみにエメラル自体は中性的な声だけど、《ダイガスタ・エメラル》は何と野太い声

なんで若女性カームと中性的エメラルが合体して野太くなるのか、細かい解説もないのでかなり謎。

そしてアニメでもやっぱり野太い声と、なんだかよくわからない事に。

シールドから風を出すという岩石族とは思えない攻撃方法。これからすると、第2部は最初の方から構想が決まっていたみたい。

あと、盾持ってるのにこのステータスは謎。








《ジェムナイト・アレキサンド》

効果モンスター

星4/地属性/岩石族/ATK1800/DEF1200

このカードをリリースして発動できる。

デッキから「ジェムナイト」と名のついた

通常モンスター1体を特殊召喚する。



ジェムナイトの1体。
何故かたまにアイオーラと区別がつかなくなることがある。

DTのスーパーは再録含め主に、「そのデッキじゃそれなりに有用だけどなんでこれがスーパーなんだ」的なものが多い。

登場時の評価や現在での評価とかいろいろあるけど、これもそれと似たような感じ。

とはいえ、他にスーパーになるようなものはこの弾にはあまりなく、レシスがスーパーになっても困るから、これでよかったのかも。

むしろ、枠の影響で1体だけスーパーにされたアクアマリナの方がなんか微妙。逆にはテトラオーグルがいるけど、ストーリー上の関係かも。



ADXでのコマンドは「(なし)」「しょうかん☆×4」「マジック・シリンダー」「しょうかん☆×8」「ワン・フォー・ワン」。

何故かクリスタのレベルである7ではない。シリンダーは虹の輝き(反射)から?

珍しい「ワン・フォー・ワン」持ち。
一部の重要キャラ以外ではこういった1体を何かして1体を何かする効果を持つモンスターが持っている。








《ジェムナイト・パーズ》

融合モンスター

星6/地属性/雷族/ATK1800/DEF1800

「ジェムナイト・ルマリン」+「ジェムナイト」と名のついたモンスター

このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ

エクストラデッキから特殊召喚できる。

このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。

このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、

破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。



ジェムナイトの初期融合モンスターの1体。3体の中では、爆発力はあるけど安定性がない。

確かに刺激的な効果ではある。刺激的すぎて3ターンでデュエル終わらせる要因に。



DTでもだいたいそんな感じだけど、DTだと安定した融合モンスターの方が安全ではある。あとなんかモーション地味。

ルマリンのステータスが微妙なのも、これだと結構響いてくるのも難点ではある。








《ジェムナイトマスター・ダイヤ》

融合モンスター

星9/地属性/岩石族/ATK2900/DEF2500

「ジェムナイト」と名のついたモンスター×3

このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。

このカードの攻撃力は、自分の墓地の「ジェム」と名のついた

モンスターの数×100ポイントアップする。

また、1ターンに1度、自分の墓地のレベル7以下の「ジェムナイト」と名のついた

融合モンスター1体をゲームから除外して発動できる。

エンドフェイズ時まで、このカードは除外したモンスターと同名カードとして扱い、

同じ効果を得る。



ジェムナイトの融合モンスターの1体。

バックストーリーも効果もイラストもカッコいいんだけど、今までと違ってエクシーズと言う汎用カードが他に並んだから

外れの方になってしまったAGFやトライフォース的な立ち位置な感じに。

攻撃力の上昇値が若干謙虚だけど、出そうとする頃にはそれなりに溜まってる事が多いからたぶん大丈夫。



ペガサスが使ってくるけど、他のEXはジルコニアとパールという効果を活かせない構成なので打点要員扱い。

まあDTだから攻撃力3000のモンスターが出てくるだけでほぼ対処不能になるデッキも多いけど。

NEXTではずっとダイヤスリーブを使ってた。








《XX−セイバー フォルトロール

効果モンスター

星6/地属性/戦士族/ATK2400/DEF1800

このカードは通常召喚できない。

自分フィールド上に「X−セイバー」と名のついたモンスターが
2体以上存在する場合のみ特殊召喚できる。

1ターンに1度、自分の墓地からレベル4以下の
「X−セイバー」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。



XX−セイバーの1体。
このカードのみDTで使用できる。
爆発力と事故力が以下略。

パシウルとの関連性がありそうだけど、パシウルも全盛期はこれくらい強かったんだろうか。



ADXでのコマンドは「(なし)」「しょうかん☆×4」「せんこうのそうけん−トライス」「(なし)」「デーモンのおの」
このカードに限った事じゃないけど、優秀なカードはたいてい微妙なコマンドばっかり。

ただX−セイバーは上級がスキャンできない(スキャンできるけど、XXのこれとカテゴリとしては扱われないガトムズ)ので、
ガトムズよりは多分使いやすい……と思ういつも使うのはガトムズだけど。

SDでは使えるのはXセイバーのみ=2体ならべる展開力がないため、結構な事故要員だけど、パシウル伏せれば結構出せる。

むしろモンスターゾーンが3つしかない方が大問題。





[画像なし]


《XX−セイバー フラムナイト》

効果モンスター

星3・チューナー/地属性/戦士族/攻1300/守1000

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度だけ、

相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。

このカードが戦闘によって相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを破壊した場合、

自分の墓地に存在するレベル4以下の「X−セイバー」と名のついた

モンスター1体を特殊召喚する事ができる。



XX−セイバーの1体。こっちはアナペレラの血縁。

Xセイバーのチューナーとしては、活躍するかはデュエルする環境に依る所が大きい。

アニメでは声が野太かった。女なのにまたこれかと思ったけど、もしかしたら男性モンスターなのかな?





[画像なし]


《XX−セイバー ボガーナイト》

効果モンスター

星4/地属性/獣戦士族/ATK1900/DEF1000

このカードが召喚に成功した時、

手札からレベル4以下の「X−セイバー」と名のついた

モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

このカードをシンクロ素材とする場合、

「X−セイバー」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。



XX−セイバーの1体。ブラッドヴォルスとの関連性が良く言われる。

DT上では特に何かあっちがXセイバーと何かってわけでもないけど。








《X−セイバー ソウザ》

シンクロモンスター

星7/地属性/戦士族/ATK2500/DEF1600

チューナー+チューナー以外の「X−セイバー」と名のついたモンスター1体以上

自分のメインフェイズ時に、自分フィールド上に存在する

「X−セイバー」と名のついたモンスター1体をリリースする事で、

以下の効果から1つを選択してエンドフェイズ時まで得る。

●このカードがモンスターと戦闘を行う場合、

ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。

●このカードは罠カードの効果では破壊されない。



X−セイバーの1体。このカードだけDTで使えないXセイバー。そして何気に主人公カード。

勝利のために部下を犠牲にする性格と書いてあるけど、軍隊やら戦争やらでそれをしない所ってあるのか……?

(1人欠けると戦闘力が異様に低下するとかそういうのは除く)








《XX−セイバー ガトムズ》

シンクロモンスター

星9/地属性/獣戦士族/ATK3100/DEF2600

チューナー+地属性モンスター1体以上

自分フィールド上の「X−セイバー」と名のついた

モンスター1体をリリースして発動できる。

相手の手札をランダムに1枚捨てる。



XX−セイバーの1体。ガトムズ進化体。何故か部下を犠牲にするようになった。

例によってこの場合は違うのかもしれないけど。

珍しいシンクロ召喚素材だけど、シンクロ召喚にもエクシーズ召喚にも基本的なルールに実はレベルとかを合わせるとか
チューナーが1体だけ必要とかそういうのは全く書いていない。

つまり基本的にチューナーが1体だとか、レベルを揃えなければいけないとかそういうのはなく、あくまで

これまでのシンクロやエクシーズの大多数がチューナーが1体だったりレベルを揃えたりして出したりするモンスターだったに過ぎない。

(といってもそうじゃないとルール的にいろいろ面倒かもしれないけど)

……んだけど、どうもそれを忘れて批判してる人がいるような気も……。

そしてオリジナルカードにもその辺りを利用した個性的なEXモンスターがいてもいいと思うけどなかなかいない。

前テキスト作ったオリカの素材は「元々の守備力が1500の魔法使い族モンスター×2」にしてある。





今回はこれで終了。