Arena関連

という訳で、予告してたArenaの記述。

Arenaも最終ステージ以外はまともに更新されず、多分もう更新とかもないはず。

NEXTの時とかも後々かなり後悔したので、ちゃんと取るべきものはとっておこう。

今回は一部のモンスターのパートナーの解説文と、クエスト時のセリフ集。

下でも何回か言ってるけど、どうも背景設定がないのにやたら重要そうな事が書いてあるので

意訳すらなかなかできてるか不安。本格的な情報公開されたらかなりズレてる内容になるかも。



パートナーの解説文は、そのモンスターの軽い紹介と、そのモンスターのデッキの内容についての文章が書かれる。

紹介は1行程度で、後の数行はデッキ解説なので、かなり情報が少ない。

さらに既存の情報だったりそのままの紹介だったりするものも多く、情報としては微妙だけど、

モンスターによっては新たな情報があったりするので侮れない。



最終ステージはNEXT CHALLENGERSシリーズ(と言いながらデルタテロスとかいるけど)で、どれもガチデッキなのでかなり強い。

……んだけど、TFSP以上にAIがおかしい気がする。何故かスケールが同じものを起くとかそういうのが。

しかしロクにカードが手に入らなさはSPの比ではないのでかなり辛い。

けどその前のイベントで手に入ったデスガイドのBurning Abyssデッキ使ったら割と簡単に勝ててしまった。

がどのカードがどの効果持ってるかよくわからないのでWiki見ながら使わないと上手く扱えなかった。

そしてデスガイド要素の手違いがこのデッキに邪魔だと知らずについつい伏せてピンチになったり……。





11−BOSS

《甲虫装機 ギガマンティス》

Hey everyone!

We Inzektors have arrived in the Duel Arena! Shake my hand and let's get started!

(やあ、みなさん!

私達インゼクターはデュエルアリーナに到着しました!

握手をして、デュエルをはじめましょう!)

We'll see you again for the next exciting episode, "Taste The Special Attack! Final Inzektion!

(ではまた衝撃の次回、「味わえ必殺!ファイナルインゼクション!」で会いましょう!)



台詞からしていかにも特撮やアニメの存在、といった印象が強い感じ。

プレゼント交換にあるように、OCG世界で放映されてる存在なんだろうか。



オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》

A rare dragon with two different-colored eyes, who has awoken from his long slumber.

(長き眠りから目覚めた、2つの異なる色の目を持つ珍しいドラゴン。)



長き眠りってのは後々アニメでも出てくるんだろうか?



13−5

《星輝士 デルタテロス》

The warriors, Deneb, Altair, and Vega, inherited the power of the Constellar, known as the Knight of Stars.

They descend like shooting stars to save the world trampled by the Shaddolls!

(星騎士として知られるセイクリッドの力を継承されし、デネブ・アルタイル・ベガの戦士たち。

彼らはシャドールの蹂躙から世界を守るために降りてきた!)

Perish in the dazzling light of the holy stars, evil ones!

(この輝く神星の力の中で、悪は滅びる!)



セイクリッドの時とは違い、こちらはやたら過激になっている。

Perishは主に悲惨な目に会うことで使う単語で、Dazzlingは光の中でも不快な光やぎらついた光を表す言葉で、

どことなく凶悪な感じが漂う。セイクリッドから受け継ぐ過程で何があったんだろ……?

そしてよくみたらデルタテロスでなく3体及びテラナイト自体の紹介になっている。



《ナチュル・ビートル》

A rhinoceros beetle that lives in the Naturia Forest... Is it truly strong or actually weak? Who knows!

(ナチュルの森に住んでいる虫。強いのか弱いのか?誰にもわからない!)



他がエースモンスターや象徴モンスターの中、なぜこいつが選ばれたのかかなり謎。



13−2

《エルシャドール・ネフィリム

The enormous shadow commands those wandering earthbound phantoms that escaped the fates of NEMESIS,

in search for something unknown, Their hidden code is said to be found in the word "FOREST".

(未知の何かを探すために、輪廻の運命を逃れたさまよう地縛霊を操る強大な影。

その隠された記号は「モリ」と言う合言葉に見つけられると言われている。)

I will make a pretty doll out of you. And you shall live forever...

(貴方の中からカワイイ人形を作り出してあげましょう。

そして貴方は永遠に生きる……)



確か海外のデュエリストセットには碑文が書かれてないから、海外の人にはネメシスだのフォレストだの

言われてもわかんない気がする。いや日本でも意味分からん人多そうだけど。

で今更になって世界の合言葉は(ナチュルの)森と気付いた。

システムの根幹が隠されていて、そこに生きる生物も永遠の命を持つようなモチーフもあって、

モリは死も示す……となんか色々ありそうな感じ。

そして文章の区切りがどうもわかりにくい上に訳してもそれはそれで意味が分からないという二重構造。



まずescaped the fates of NEMESISと言うのをどう訳すか。

ネメシスをそのまま訳すと天罰とか復讐になってしまうので、素直にsophiaの事と考えても、あんまりよくわからない。

インフェルノイドから逃れた者とも取れるけど生きてるのからも人形作ってるしなぁ。

ソピアのループを断ち切った結果が今の原住民達だろうし、シャドールのメインモンスターに

カテゴリや新旧・年齢の一定さは特に見受けられないので、どうにもよくわからない。

輪廻の輪から逃れたをどういう意味にとるかが問題かな。



ところでこの件に関連して、ソピア復活の原因及び似ているものとしてウロボロスのデッキ名である「円環のウロボロス」がある。

これで調べてみたところ、円環連鎖や円環の理といった、よく似た言葉でよく似た意味を持つ単語が、セカイ系と言われるジャンルで多いみたい。

端末世界もまたセカイ系と言える感じで、これらに通じるものがある。

DT世界における円環の理というのは、つまりはsophiaから生まれたものはsophiaに還るという無限ループであり当然の帰結で、

またウロボロスそしてヴェルズの言う始まりも終わりもない連鎖でもある。

ただウロボロスの効果は最後が除外なので、むしろ円環の理から外れることになるので、

これがその「運命から逃れた者」なのかは謎。



他には、無限と円環と言うのは遊戯王全般での特定の一面として表されているのか、

∞を司る機皇の神がインフィニティ、ネメシス、トルネードという無限と輪廻を掛け合わせ、

さらに「回る」という代名詞である竜巻を組み合わせた技名を持っているのも、

一定の人生・運命感を遊戯王に対し持ってテーマとしていると感じる。

あと輪廻から逃れた者と言えば、金の輪に触れて進化し、端末世界の観測者となったローチも当てはまるので、

どれを示しているかはガイド待ちかな。

ところで金の輪といえば、あの輪は聞くところによればヴァイロン以外にもA・O・Jやセイクリッド、テラナイト、インフェルノイドといった

カテゴリにも共通して見られるものらしく、確かに見てみたら描いてあった。
あんまりイラストを注意してみないからどうもそういうのは疎い。

これらはA・O・J以外は端末世界における管理者側で、AOJへは何らかの残された伝承や伝説から導入された感じなのかな。

そういえば金の輪ってのもまた円環で、ローチを管理者に……いやもうこんがらがってきたからいいや。



13−4

《輝竜星−ショウフク》

The earth's soul took the form of a dragon by the power of Constellar Sombre who sensed the immiment world danger.

It is believed that the stars will align when the powers of the 9 dragons are in synch.

(世界の危機を感じ取ったセイクリッド・ソンブレスの力で竜の形に具象化された大地の魂。

9体の竜たちの力が合わさった時、それらの星は直列するという。)

Everything belongs to either light or shadow in this world. Hence there is no end to blood and guts...

(この端末世界では総ての存在は光か影のどちらかに属する。

従ってこの惨劇に終わりはない……)



ちょっと紹介文は他と違って上手く翻訳できてない。

この場合の光と影というのは属性とかではなく、ソピアとかに見られる創造と破壊の事を示してるんだろうか。

端末世界はその役割(生物の栄枯盛衰、もしくは更なるメタ視点で言えば端末世界のカードを出し続ける)のため、絶えず闘争に溢れてなければならない。

それは異種闘争から、ワームの襲来、AOJの設立、魔轟神の出現、ガスタへの侵攻、意味のないジェムナイトへの進軍、インヴェルズの復活、ヴァイロンの暴走、ヴェルズの変化、シャドールの顕現。

そしてソピア、クリフォート、インフェルノイド……

これらの多くは闘争のために起こされたイベント(十賢者的な)。

様々な正史の改変があったため本来と立つ側が変わった存在もあるかもだけど、これまでの情報からだいたいは判断できるものもある。

闘争を刺激する要因・要員であるフレムベルやセイバーは影、環境を修復する役割を持つジェネクスやセイクリッドは光。

展開手段やアドバンテージの回復手段などは持たず、戦闘一辺倒なAOJも影側であり、迷うがワームもこちら側か。

インフェルノイドなどは、これとは別に用意された影の存在ともいえるし、セフィラも光としてそうだろう。

DT世界の本当のハッピーエンドとは、このシステムを乗り越える事なんだろうか。



13−BOSS

《アポクリフォート・キラー》

Mega-sized factory complex for producing maneuverable weapons that has been sealed beneath the root of "Naturia Sacred Tree".

The purpose of its construction is unknown.

The legend says that remains of god that fell to earth in primordial times are lying inside this complex.

(「ナチュルの神星樹」の根の下に密封された、機動兵器を製造する為の巨大な工場複合体。

その構造の目的は不明である。

伝承によれば、原始の時代に大地に落ちた神の遺跡がこの内側に横たわっているという。)

dualism: matter = 0;



while (idea = matter) {

philosopher--;

idea = philosopher;

}



goto dualism;

error...error...error...error...error......end

翻訳と考察をする前にまーた注意書きをしておくと、哲学という分野は個々の説の対立だけでなく、

同じ論であっても人によって内容が違ったり、果ては結論が逆になったり、むしろ逆説的に他の論を含むなど非常に手のだしにくい性質があるため、

この日記の中の翻訳や説明もまた、他の内容以上に私の独自解釈や論理、捉え方、説明、解釈不足が含まれている。

あんまりそれぞれの宗教とかをきちんと調べてないので一定の見方に偏見がある可能性もある。

よってこの解説も一つの面からみたものというのは予め理解して見よう、というかもしかしたら流し読みしたほうがいいかも。

そしてどれもよくわかっていないのでここは違うとか言われると更に混乱する。

更に言えば翻訳にまったく自信がない。



(二元論:

物質=0



繰り返し(条件:観念=事象)

実行 変数「哲学者」を減らす

観念=哲学者

「二元論」へ行く)



まず、dualismは二元論。

善と悪とか天使と悪魔のように、あらゆる事象を二分して考える論。

昔からある論だけど、東洋ではこれに似た陰陽論として考えられ、現在でも日本人とかの価値観になっている(はず)

こっちは、それらの要素同士で対立する事は良しとせず、調和する事と捉えている。

仏教では理解して更に説明するのが難しいのでパス。

西洋では、これらの要素が片方は善いもの、片方は悪いものと別けられ、悪いものを打倒するのがいいとされる。

十字軍の暴走やアメリカとかで勧善懲悪ヒーロー的なものが好まれやすいのは、たぶんこういう背景があるから?

そしてsophia関係であるグノーシス主義では、二元論だけどいろいろと考え方が逆で、

キリスト教とかでは知恵の実を食べるようにしむけた蛇が悪の生物で、ドラゴンを邪悪なものとして見るのに対して、

グノーシスでは人間に知恵を与えようとした蛇は正義の生き物であり、むしろ神とかが悪の存在であると考える。

洪水伝説でも、偉大な神が邪悪な人間を滅ぼすために起こしたのではなく、地母神エスタ(エステル、イシュタール)に逆らった悪神(エンリル?)が世界を滅ぼすために洪水を起こしたとする。

(最近の調査では、実はこのギルガメシュ叙事詩のストーリーこそが聖書の原型で、「参考にして」今のような話になり、

しかもこのエスタはバビロンという悪神に変えられたという話らしい)

このストーリーではエアが生物達を救い、その後その洪水を起こした神は雷で罰せられ、魔法の虹をかけてその神を地上に近付けなくしたとする。

……とちょっと話はそれたけど、そんな訳で二元論といっても色々な見方がある。



二元論の題材としては、唯物論と観念論という題材もある(けども心の哲学においては現在では唯物論が二元論と対立するらしい)

心の哲学においては現在では唯物論が二元論と対立する、とも。

でも唯物論と観念論は表裏一体とも言われてるとか。



観念論についても色々あるけども、ドイツ関連論を中心としているような一面もあり、

事物の存在と存り方は、当の事物についてのidea(イデア、観念)によって規定される、という考え方が一般的(一般?)らしい。

この台詞に関連するものとしては、ideaと事物とを同一視して、一元論化し、いわば裏返しの唯物論になるというものも。

つまりmatter = 0;とwhile (idea = matter)は、事物や存在をいったん否定して、「それ」である、という意味……

って説明するどころか理解できてもない。



idea = philosopher;は、恐らく「全ての哲学は観念のうちにある」的な事を言ったヘーゲルの思想かな?





とまとめてみたけど、これだけ見てもよくわからないし文章的にも意味が解らない。まず二元論をどう考えていいか。

ただこれらから考えると、もしかしたらキラーは自分が表裏一体の存在だと考えてるんだろうか。

キラーは物質主義を司るけれど、これに反する観念論もまた、考え方によっては逆説的に反対の説を示すことになる。

クリフォトはセフィロトの対になる存在ではあるけど、悪の存在ではなくむしろ表裏一体のもの。

二元論はどう見るかという話だけど、ツールがセフィラとクリフォートの二つを起動できるようにどちらにでもなりうるわけだし、

キラーは違うプログラムが実行される中で自分の存在について哲学的に考えていたけど、原住民・製作者の共通の敵としてネフィリムの存在があって、

最終的に二元論ということでネフィリムを拘束するという中立的な行動に出たのかな。

キラーいなくなった後はアセンブラを経てカーネルが総督になったけど、そっちはtierra側だったとか。

なんかオメガとディシグマ的な感じがする。



紹介文は新たに分かった設定があるけどそこまで考察するほど設定はない……と思ったけど、

伝承ってどこの伝承なんだろう。ヴェルズとかが氷結界にあったように、これもまたどこかに……?



《C・HERO カオス》

New hero bestowed with power of Light and Darkness.

This hero has reported to Jaden's service in order to fight the battle beyond destiny.

(光と闇の力を授けられた新たなHERO。

報告によれば、運命を超えた戦いに勝つために、十代に助力していると報告されている。



どうも2行目をどう訳すかわからなかった。

十代の仕事のためにリポートをしているとか何か色々考えたけどやっぱ上手くできないやっぱちゃんとした英語は使わないと忘れていく……、

ただ何にしても、十代と何らかのかかわりがあるという新たな設定ができてる。

えっ今になってそんな設定が……?