デュエルターミナル日記−モンスター紹介2期前半

最近は背景世界面での情報が出てないに等しい状態だけど、そのために紹介やシナリオに集中できてる。

ただ最近はとうとう行きつけのDTが終了してたりと継続的に触れられない状況でもあり、やってないと結構色々忘れる。



と思ったけども目立った新発見としては、海外版のARC−Vがある。

海外版ではカットされる事も多いけども、代わりに一部のモンスターには日本ではなかった技名などが付く場合もある。



LDS3人組との戦いでは、アニメテーマのカノンの他に、DTテーマのモンスターのごく一部にも技名がついた。

その代わりにプレアデスの台詞は完全カットだったり、刃にいたってはシンクロ時の台詞なども完全に変わってたりした。

一方で真澄の場合は融合時の台詞もそのまま全部存在するなど、その方面では優遇されている。

が、OPでは真澄だけ3人の中で写っておらず、キャラとしては何というか不遇。女キャラで少年向けのアニメである以上

日本以上にそういう面では厳しい扱いなのは仕方がないんだけど……。(人気のために性別が男性に変更されるケースとかもあるし)



セイクリッドはカウストに効果名がついた。「Bolstering Bow Blast(ボルスターイング・ボウ・ブラスト)」となっていて、

Bolsterは強化する、持ち上げる、支持するみたいな意味でBlastは色々意味あるけど弓から光雨でてるから一吹きとか発破とかなので単純に放つみたいな感じなので、

意訳して漢字にすれば強化弓の発射みたいな感じになる。レベルを下げる場合はどうなるのか気になる。



ジェムナイトはクリスタに攻撃名が付いた。「Crystal Barrage(クリスタル・バレージ)」となっていて、

そのまんま結晶の弾幕となる。ダイヤとかじゃなくてクリスタの方に攻撃名を付けるのが中々にわかってる。

融合時の台詞は次のような感じ……結構海外版で性格や話し方が変わってるのは多いんだけども、最近の作品では

キャラクターに剣山のときとかみたいな変化はそこまでないみたいなので、とりあえずそのまま元っぽく書いてみる。

パーズ(ルマリン+エメラル)

「稲妻の鎧の石騎士よ! 幸運の微光騎士よ!(以下省略)」

微妙に言い回しが変わっているけども、元と意味合いは変わっていない。でもエメラルさんが何か弱弱しく聞こえるような……。

ちなみに勝利の探究者はカットされていた。そして海外の現れろとかにあたる言葉は日本語訳しにくくて困る。

ダイヤ(アレキサンド+ルマリン+エメラル)

「光と闇の魔石よ! 稲妻の鎧の石騎士よ! 幸運の微光騎士よ! 眩き新たな輝きの為に光彩を組み合わせよ!

素晴らしき《ジェムナイトマスター・ダイヤ》を融合召喚!」

光と闇の魔石というのが日本版以上に何か凄い感じがする。今回のは後半がまだ崩さずに訳せたけど、やっぱ難しい。

AppearやShow yourselfあたりはそのまま日本版の現れろや出でよに置き換えられるけど、どうもそれ以外は日本語にしにくいところも多い。

もっとも日本の創作の英語の技は向こうからは訳が分からない単語だろうので、どっちからしてもそんなものなのかも。



おまけ(ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン)

「これは俺のような、破壊だけを目的とする影に包まれた冷酷な者!《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》をエクシーズ召喚!」






今回の紹介日記は2期だけども、利便性などの都合から原住民族→非原住民族の順番で紹介。

書き始めた頃は割と早く終わると思ってたけど、かなり時間がかかってしまった。

1期と同じような感覚で書こうとしてたら、1期に比べて2期はかなり情報量が多かったり、
展開やアップデートが進むにつれてのモーションの熟練による活発化による躍動感の進化があったりと、
1つの種族についても1つのモンスターについても書く事が多くなるのがその要因。

ついでに急に容量が増加した影響で1期に比べてやたら画像が多くなったので色々とバランスを取る。





ジェム(ナイト):

DT2期の実質主人公とも言えるテーマ。

一方で3期では諸悪の根源のような扱いになっていて、結構対比がある。

2期は基本的にストーリーの解説がDT内でも多いので、解説の矛盾とかそういったのはかなり少ない。

一方で重要な事だけ隠すように書かれていたり、肝心な事が書かれていなかったり、意味深な描写があったりと

分からない事がやたら多くて解説に困る事が結構ある。

情報や解説が多いのは確かなので、必然的に1期の紹介に比べて種族にしろ、モンスター1体にしろ、基本紹介の長さは結構長くなる。



戦力と物語での活躍が結構マッチしていて、基本的に殆どのモンスターが能力が高く、融合体の戦闘力も中々に高い。

ディシグマ撃破や霞の谷に侵攻したリチュアの退治、下級ヴェルズの掃討など、OCGでも違和感のない記述になっている。

そう見るとラヴァルはよく彼らにケンカを吹っ掛ける気になったな……。

ちなみにジェムとラヴァルは紹介文によると住んでいる大陸が違うようで、それでもかなりメインの大陸に留まっていたようだ。

そう考えると住処を守るジェムなどもいるはずなので、更に戦力があるのかもしれないと考えるとやっぱり凄い集団な気が。



卵から飛び出すモーションや外見、モチーフなど、錬金術ホムンクルス、ゴーレムの性質を持っているけど、一方で

アニメの登場時にはまばたき演出があるなど、単純な人形のようなものではなく、人間のような活動をしているみたい。



2期のDTテーマはモーションが共通で同じようなものが用意される事が多くなったので、そっちも紹介。

このカテゴリの場合は攻撃モーションにかなり気合が入れられている者が多く、単純な斬撃などでも見てて飽きない。

種族がかなりばらけているのもあって、地属性だけどもモーションは他の属性っぽいのが結構多い。

その代わり、召喚モーションは固有の石から飛び出すモーションのコピペにとられてあまり動きがない。(その代わり石の色など、その面での気合もきちんと入ってるけど)

モンスターやカテゴリによって気合の入りようは異なるけども、2期に入るあたりからは製作側も

慣れてきたのか派手な動きが多くなっている。といってもカメラワークなど魅せ方は色々あるため

ものによっては1弾とかのモンスターも結構いい感じ。ガラドホルグやミストウォームはそんな感じ。

後期テーマでは召喚に気合入ってるのがリチュアやガスタ、セイクリッドで、

攻撃に気合入ってるのがヴァイロンのシンクロ、インヴェルズな感じ。



アニメでもスタンダードでの準メインキャラが使用し、殆どのメインデッキのジェムナイトを使用した(融合は流石に一部以外は無理だったけど)

ただ完全に【ジェムナイト】になっていて、ジェムとだけついたモンスター達は登場せず、ダイヤの時に触れられた程度だった。

1人だけ新規のモンスターを何枚も出しており、それがアニメ枠を利用していて、しかも3期のボスと似通ったようなモンスターという、特殊なものとなっている。

そのラピスたちはともかくとして、ブリリアントダイヤはそれらとは特に似てなくてかなり謎の存在ではある。

能力的に考えれば、ブリリアントダイヤは3期時点でのジェムナイトのトップクラスの戦士で、これまでの他種族との交流や

ダイヤの遺品などを利用していると考えると、ダイヤを超える素の能力というのも説明がつくかも。

何にしろブリリアントダイヤだけ他ジェムナイトと違って口があるので、謎の力にしろ種族交流にしろ、何らかの影響を受けたのは確かみたい。



DTでの現在の隠しデッキはこんな感じ。

M:オブシディア サニクス レシス [アンバー、ラズリー、ガネット]

S:フュージョン 量産工場

T:エンハンス 廃石



扱いやすいカードが多く揃っていて、戦いやすい。

ただ、量産工場は墓地で通常になるジェムナイトをスキャンする必要があるのに注意。

廃石があるため、完全に融合できないと言う問題は回避しやすい。

攻・守、どちらかが1800以上を持ち合わせる下級が多いので、相手によっては下級を出してるだけで勝ててしまう。



スキャンはメイン・EX共に3枚しかできないため、良く考えてカードを決める必要がある。

固定3枚が岩石族・炎族という事情から、ジルコニアやマディラはスキャンして腐ることはない。

一方で初期の名前指定3体はかなり強い代わり、その指定されたものをスキャンしてかつデッキから持ってくる必要もある。

また、フュージョンを持ってくるためにタートルをスキャンするのもアリで、ジルコニアがその場合も便利。



ADXではステータスの優秀さなどから、結束の力はなかなかのもの。

上級以上がクリスタのみなので、青ゲージを出したい場合は必須になる。










アンバー。

ADXでのコマンドは「(なし)」「しょうかん☆×4」「オーバーレイ!!!」「オーバーレイ!!!!」「ごうよくなつぼ」。

効果もステータスも融合先もなんとも評価をつけにくい、そんな感じの刺激的なジェムナイト。

使いこなせば間違いなく役立つんだけども、なかなか難しい。

攻撃モーションが異様にかっこよく、稲妻の剣を5つにしてから投擲するという異様な気合が入っている。

デュアルジェムナイトは色々と活躍が描かれているジェムナイトでは珍しく、紹介がかなり少ない。

アニメでも他のジェムナイトが使われたのにこれら3枚だけはデッキに入ってる描写もなかった。

さらに、他の2体はモーションなどでの関わりが少なからずあるのに、この場合はプリズムオーラがクリスタの融合体という紹介があるために、そっち方面での活躍も考えにくい。

雷の剣を持っているのが共通点くらいで、かなりの謎を秘めたジェムナイトとなっている。






マディラ。

DTではこのカードだけで完封できてしまうデッキも少なくなく、異様に強力。

サニクスが補充に必ず入っているのもあり、とりあえずスキャンしても損はない。

OCGでもとりあえず入れたいカード。

ストーリーからすると侍女あたりとの融合のようで、石言葉も合わせて意味深な感じ。

こういう融合したり合体したラヴァルは吸収された存在に入っているのだろうか。

霊獣とかに炎族がいるので、それなりに生き残りはフレムベル含めいるはずだけども……。







アメジス。

あらゆる面において地味という感じが否めず、水族も他のデッキの方が扱いやすい感じで難しい。

連続融合とかブリリアントで使えるOCGとは違い、DTでは活躍は結構難しい。
攻撃反応とか多いから使えない環境ではないけど。

これもまた異様に攻撃モーションがカッコいい。

剣を振ったと思ったら画面が暗転して、紫のなぎ払いのようなのが流れた後に画面が開いて、衝撃波が飛んでいくという謎の気合の入りよう。

ちなみに13弾までのADXや味方直接攻撃時には暗転せず、ハリボテな感じになる。

素材が謎だけども、武器と登場の仕方とステータスはプリズムオーラ、倒れ方はアイオーラとヴァニティといった感じになっている。

それからすれば、クリスタとアイオーラとヴァニティが中心となった融合の可能性が高い。








プリズムオーラ。

OCG・DT関わらず、ジェムナイトの貴重な除去手段。

特にDTではオブシディアと絡めれば簡単に1キルできるため、かなり強い。

融合時に色々な問題があったのか、クリスタの顔が露出している。

素顔はいかにも中年男性といった感じでとても端正とはいえないけども、そこがまた魅力なのだろう。ガネットやラズリーは割と普通の顔だった。

剣がなんとなくハリボテ感がある。

他の剣持のポリゴンは特に不満が出るような出来ではないため、元からこういうデザインなのだろう。

その強さや設定などとは別に、何か不安さや怖さを感じるデザインになっている。
あくまで個人の感覚だけど。






セラフィ。

OCGはブリリアントでヤバいからいいとして(よくない)、DTでは出せない事故ると使いにくい。

が、ADXでは消費の少ないEX回復要員として一転大活躍で、ワイバーンの仕事を奪った。

遊戯王ではかなり珍しい女と女の融合で男ではなく女になる融合。
その面で逆に何か間違ってる気がするという間違いが起こってしまう。

素材の2人がファンネルみたいな攻撃するのに対し、彼女は剣による突撃という正反対のものになっている。

ちなみにこの刺突による攻撃やその時の光の渦の広がりなどはプリズムオーラと演出がかなり似ている。

ヴァイロンとセイクリッドの関係も含め、まだまだ隠された設定は多そう。







パール。

ADXにおいてのEXしょうかんでのコマンドは「なし」。

DTではランク4の層が薄いため、攻撃力2500のモンスターが多く使われるこの環境では攻撃力面での強さが大きい。

一方でADXではまさかのコマンドなしで、こっちではホープに使い勝手が負ける。まあホープも……。

素材が他以上にはっきりせず、謎に謎が多い存在で、ミニゲームではアイオーラだったり、攻撃方法はオブシディアだったり。

ミニゲーム自体も謎が多いけども、端末世界が一種のオンラインゲームのような見方をすれば、アイオーラが本来の想定では素材なのかも。

じゃあ実際の素材は……?







ラヴァル:



やたらと不遇な種族。

何か色々と他のように書こうと思ったけども、フレムベル以上にホントに何も細かい活躍も書かれてないので書けない。

そこで出てくるのがやはり、ストーリーを示す隠しデッキでの補充候補なんだけども、

「VS. of Judgement」の条件のツインスレイヤーさんはシンクロという特別な立ち位置の割にマスターガイドで紹介すらされていない。

朔望するセカイ[インヴァース・エレメント]」では他を差し置いてラヴァルと名のつかないカエンさん。

火水[カミ]合成禁術[アンチマター]」ではキャノンとガンナーという、

ストーリーでもスポットが当たった方々が優先的に補充候補に入っているけど、

ドラグーンが吸収されたという事は、ガンナーも吸収されているはずなので、優先的に入っているのはどうも謎。

霊獣に炎族がいるので、完全にラヴァル(またはフレムベル)という種族が消えてはいなさそうではあるけども、

やはりダメージがでかいのか、これ以上の発展は難しそうでもある。

あとやたらとラヴァルと名のつかないモンスターも多いけども、彼らは吸収されたどうかも謎で、

何かとありそうなカエンなど、生き残ってそうな者もいそうだけど……



戦闘民族という割にはやっぱり攻撃力は微妙……と思えるけど、ミニゲームではラヴァルバーナーが何体もいる事がわかる。

つまり中々強い戦闘力を持ち、配置も容易な戦力を多く有しているという事で、この点では中々の強さ。

ジャッジメントも力自体はトリシューラ並みのステータスなので、指揮能力も含めれば攻めて行けるのかも。

ただ、ジャッジメントがトップという訳ではなく、族長がいるはずなんだけども、全く出る気配がない。

戦闘民族なんだからジャッジメントより強いと思うけど、そういうのが出てない事も微妙に見える要員だろうか。

と言っても地の利を利用するのは得意だけど外に出るのは苦手とか、結構衰えてきてるとかそういうのはあるかもだけど。



下級クラスが墓地にラヴァルを貯め、上級クラスの者がそれを利用できるという性質自体は、下級はちょっと違うけど

後のインフェルノイドに通じるものがあり、同じ炎属性な面も含め、何らかの意図がありそう。

フレムベルの際は墓地を参照、または除外するだけでも禁忌のように扱われてたのに、ラヴァル、インフェルノイドといくにつれ

除外をしたがるようになっているのも単なる偶然ではないだろう。



攻撃モーションは炎属性という事で炎を放つ系のモーションが多く、使い回しも多いけども、一部のモーションには気合いが入っている。

が、そのモーションの気合がバーナーとかを除くと、何故か侍女や淑女のような非戦闘系や、カエンやプロミネンスといったラヴァルと名の付かないキャラに集中していて、

肝心のメインキャラやOCGでメインとなるモンスターは汎用っぽい感じでしかないのがなんとも。

固有演出としては下に炎の円が出る演出だけど、他ほどの特徴もないし、やっぱ演出面でもダメかも……。



DTでの現在の隠しデッキはこんな感じ。

M:ランスロッド 侍女 炎車回し [バーナー、妖女、キャノン]

S:炎壁 爆発 DDR

T:炎渦



このデッキもまた、非常に事故る。

効果で墓地に送る手段がほぼないのに効果で送られたら墓地送り、除外されたこと前提の特殊召喚、墓地送り前提(しかも補充含めても3体のみ)の蘇生

とかなり扱いづらく、それぞれが噛み合っていないのがかなり辛い。

OCGでは伝導場を使いやすいことや、同じカードを積めることが事故をなくせる理由になってるけども、そういったこともできないのが非常に辛い。

アタッカーがのきなみ守備力が中途半端なのも辛い。



スキャンはかなり慎重になる必要があり、守備力200を増やすか、戦線維持ができるようにするか、良く考える必要がある。

200をふやすならば淑女を入れたいけど、ランスロッドとレベルが合わないため、炎車回しと並べられるようにするか、カエンを用意したい。

戦線維持をするなら、ウォリアーやプロミネンスといったアタッカーを用意し、生き残ることを目指す。

キャノンはアタッカーと帰還をこなせるので扱いやすい。

ラヴァルのシンクロに繋げられれば、耐性・除去はDT内で非常に強力なので、なんとか押し切れる。



ADXではやめとこうといいたいところだけども、意外といいコマンドを持つものもあり、工夫次第で戦える。

レベル4以上の攻撃をカエンで封じても、バーンコマンドでダメージを狙えるのがまず1つ。

ジャッジメントは比較的高い守備力を持つので、結構重要。









カエン。

ADXでのコマンドは「とっしん」「とっしん」「(なし)」「バーニングブラッド」「レベルせいげんBちく」。

効果自体は以外といいんだけども、他とサポートが合いにくくカテゴリにも属してないのが辛い。

そういうのでも自然とはいるのはあるけども、彼の場合コンボ前提の効果なのに連携とれないのがあまりにも痛い。

ADXでは貴重なレベル制限持ちで、特に低レベル炎属性主体ならば大活躍する。

カテゴリ名持たないのにミニゲームに出てきたり、ストーリーデッキに入っていたりとこれまたかなり謎の存在。

戦闘要員でないとかそういう理由とかもラヴァルという種族では要因なのかもだけど、にしては出番が多い。






ジャッジメント

ADXでのコマンドは「ファイヤー・ボール」「(なし)」「(なし)」「ファイヤー・ボール」「デス・メテオ」。

OCGになってる中ではトップなんだけども、例によって扱いにくい。

とはいえサポートを活用すれば出しやすいメインデッキに入る2700打点なので悲観するほどでもないけども。

攻守反転や守備表示変更が当たり前になってきた今、結構戦っていくには重要になるかも。

ADXでは守備力のある上級としてラヴァルで揃えるには重要な存在になる。

しかしコマンドがどうにも……攻撃要員だからいいんだけども。

上の通り一応実質トップなんだけれども、効果が地味な上にロクに解説もないと散々な扱い。

フレムベルにも言えるけども、あっちがゲーム作品とかで一応出番あるのに比べそういうのもこっちにはないので、

更に不遇な上に、モーションも特に動きや格好良さがある訳でもなく……いや、もうやめよう……









ガンナー。

ADXでのコマンドは「ファイヤー・ボール」「(なし)」「デーモンのおの」「ごうよくなつぼ」「リロード」。

効果自体はおもしろいんだけども、ラヴァルと噛み合いにくいランダム墓地送り、DTでは焼身特攻と案外使いにくい効果。

混合デッキなら扱いやすいけども中々混合自体をしないから難しい。

攻撃時に花火のように炎が集まっていくのが綺麗。

ドラグーンになって戦っているため、ラヴァルでも結構重要な存在だろうけどもやっぱり説明はなし。

小柄で若い声なのと種族間共闘という点からある程度交流とかを推し量りやすいのが救い。

ガンナーだけどドラグーンになった場合は特に何もしない。






フロギス。

ADXでのコマンドは「バーニングブラッド」「(なし)」「デーモンのおの」「(なし)」「デス・メテオ」。

効果自体は悪くないんだけどもなラヴァルの1枚。特に妖女とは効果が被る。

ラヴァルの数少ない生き残り。
それなりのステータスを持ちながら勝ち残れなかったというのも、

同じく作業員みたいな扱いのバーナーと同じく不思議。

宗教周りなどもそうだけど、ラヴァルは見た目のバーバリックさの割に他の人型以上に現代的な身分制やらなにやらがある感じ。

闘争制といいつつも上に立つとガトムズみたいに中途半端になってしまうのだろうか。

シンクロ次元をかなりダウングレードさせた感じ?

最も一応上級戦士やバルとついてる主にシンクロ勢が上に立ってる存在だろうけども、それにしても数少ないような。







グレイター。

効果は悪いわけではないけども、なんでこうなったとしか言いようがない能力を持つラヴァル。

せめて戦闘の破壊も防いでくれとか、なんで墓地に送るの強制なのかとか色々と悩みは尽きない。

上に立つ者はこのように他の者の魂をも利用できる地位にあるという格があるようだ。

攻撃モーションはあんまり変わらない炎だけども、青白い炎で色が違うだけに思えるけど中々カッコいい。

しかしそれ以外の使い勝手とかになると黙るしかない。






イグニス。

ADXにおいてのEXしょうかんでのコマンドは「かみのせんこく」。

これでもDTでのランク3では一番汎用性があるという事実があり、霊使いとかスキャンした際に重宝する。ADXでもゲージ消費が少ない無効コマンド持ちとして使える。

素材はレベル的にある程度予想は付くけども、原型が他と違い殆どとどまってなく、本当に巷で言うような淑女+オブシディアなのかは不明。

さらに効果使ったとしてもハプトと相打ちにならない、マテリアル装備した誰かに倒されないとかくらいで仮想敵もあやふやと何か変な存在。

ゲーム上にしてもOCG面にしても、最初から期待されていない存在みたいな感じでやっぱり不遇だ……。







リチュア:

ジェムナイトが正統派の物語の主人公とすると、こちらはセカイ系とかそっち系の主人公っぽい感じのテーマ。

他が世界の危機等で動いている中、リチュアは内面の問題を中心に物語が動いていた。

それは何の因果か、氷結界自体のノエリアとナタリアが起こした、世界の危機ではなく内部抗争を止めたいためにインヴェルズを召喚したのと一緒だった……。



最終的には惑星を救う活躍を見せて復興の中心になったのはいいけども、結局のところラヴァルを衰退させガスタを襲ったという

事実は変わりなく、また元々海の方にいた海産物の種族を利用した事実も変わりないので、アバンス達に直接その責任はないとはいえ、消えない罪は大きい。

それもあってか時代が経っても、影霊衣ともども表舞台には積極的に立っていないようで、その点ではダークヒーロー感も。



戦力的には儀式に依存しているものの、儀式体のステータスは安定しており攻守に強い。

ただストーリーでは重要な人型モンスターは、全体的に効果もステータスも地味な感じになっている。

とはいえ儀式体は能力としては申し分なく、それでもステータス面では海産物の方が上なので、

その方面での知識又は、本格的に儀式術を完成させるのは、これら海産物の知識だったのかもしれない。



海産物関係は情報がやけに伏せられているけど、単純に元いたものと元氷結界と思われるようなものとが混在している。

ステータスが風水師と関わりのあり格好も氷結界っぽいディバイナーや、完全に魚なアビスなど、意外と違っている。

ノエリアと一緒に離反した氷結界は時期的に解放の賛成や反対とは離れているので、その時は賛成でも後にノエリアに賛成している

可能性もあり、その点ではどの氷結界もリチュアとなっている可能性はある。

ただ反対派で見ると、虎将とステータスや効果が似ているのはむしろ人型の方で、攻守をいれかえて守備力を攻撃力(またはグルナードの守備力分)下げたエリアルや、

ガンターラから1200引いたアバンスといった感じになる(中途半端な引き方だけど、レベルの差を考えたらそんなものかも)

モーションで考えるとグルナードの氷弾のようなチェインのペンデュラム投擲や、ガンターラのようなビーストの手刀等があるけど、

ライホウとはステータスでも効果でもモーションでも、こじつけられるものすらない。
攻守入れ替えて1100引いたらシャドウになるくらい。



召喚時には下に波のようなものが発生するエフェクトがある。

強大な力を持つ者ほど大きくなる感じで、儀式体になると鏡の演出が付き、更に水巻を噴き上げる演出もプラスされるので迫力がある。

どれくらいあるかというと処理落ちするくらい。

攻撃モーションも相応の力が入っているけども、海産物はそこまで特徴のあるのはいない……と思いきや、何故かヴィジョンだけ

姿を消して急に空中から現れて攻撃というやけに凝った攻撃モーションになっている。



DTでの現在の隠しデッキはこんな感じ。

M:ビースト プシュケ シャドウ [リヴァイ、アビス、ギガス]

S:サルベージ 儀水鏡

T:幻影術 瞑想術



必ず入る儀式枠はプシュケローネになったけど、レベル4なので腐るという事は少ない分、問題は少ない。

儀式後にビーストからの3体ランク4にも繋げられるし、幻影術で出すこともできる。

サルベージもビースト、シャドウと対応していて安定する。

ただ、それでも事故は比較的起こる事も。



スキャンは儀式をどうするかで変わる。扱いやすいのは8で、プシュケローネをリリースに使うなどもできる。

他の場合はアビスやヴィジョンをスキャンする事で事故を回避しやすく、またエリアルを入れて攻撃を誘いつつ反撃することもできる。

ただ、3種類しかスキャンできないことは良く意識しないといけない。

ランク4は充実しているので、そっちに戦線維持を任せるというのも考えよう。



ADXでは優秀なコマンドを持つモンスターが多く、かなり強い。

どれを組み合わせるか考える必要はあるけども、使いにくいものは少ないので困らない。

ちなみに海産物はマーカーやシェルフィッシュといった微妙なもののほうが強い。

ただコマンドの組み合わせやステータスの問題から、組み合わせはよく考えていく必要がある。

守備力が高いソウルオーガなどが上級のスキャンには使いやすく、攻守と共に戦力を底上げしてくれる。












ヴァニティ。

ADXでのコマンドは「(なし)」「マジック・ジャマー」「(なし)」「かみのせんこく」「ダメージ・ダイエット」。

強力だが使い勝手が難しい人型リチュアの1体。

儀式召喚を安全に通すという意味では、妨害が増え続ける今この効果は間違いなく有効だけども……。

DTでは相手が妨害をほぼしないため使いづらく、ADXではコマンド自体はそれなりだけどステータスが中途半端で微妙。

他に比べて謎が多い出自や情報の少なさなどが逆に目立たせる要素になっているけども、直接明言しないような分野では気になるようなものが結構ある。

例として、

・髪の形(特にイラストでは見えない後ろ)や色などが魔轟神クルスとかなり似ており、ステータスも一致していて、捨てられる効果までソックリである。

・自らが属する種族の陣を貼った後にそれから攻撃するというのが破術師と似ている。

・人型では一人だけ固有名詞ではなく、言語によって「ヴァニティ」の名が違う。

・アメジス及びアイオーラと戦闘破壊時の倒れ方が同じである。

・カームと同じ篭手をはめている。

単純にモーション自体も凝っていて、攻撃時にはリチュアの紋章がドクロと共に出たりとフィールドにまず出さないモンスターなのに気合が凄い

(DTのアクション系列ゲームの都合上普通にステータスとか関係なく出せるのでそういう面もあるとは思うけど)












エリアル

ADXでのコマンドは「(なし)」「しょうかん☆×4」「リロード」「(なし)」「めぐみのあめ」。

たんなるサーチと平均的なステータスだけども、長らく使われる安定したリチュアの1体。

ハルベルトくらいなら受け止められる守備力やサポートが多い攻撃力、種族など細かな利点が積み重なっている。

ADXではボス相手に強く、LP回復とコマンド回復、そして他への交換と便利。

彼女も特徴的な紹介をされた割にはクローズアップされることは少なかった。

と思ったけど特徴的とはいうけど主にイラストのタイプや名前が特徴的だっただけで、これが名前が全く別だったら単なる中性的なモンスターの1体でしかないので、

そう考えると前にでたカードというのは重要なんだろう。

DTのモーションでもやたら胸囲が大きい以外は男の子の顔付きだったりと性別の判断基準はやっぱ名前に依るところがあるのは確か。

書籍での解説は少ないけども、「火水の合成禁術」で複合デッキという自身の効果が生かしづらいデッキでも1番目の投入候補なので、

何かしらそのあたりでも重要だったみたいではある。

復興の原動となった者たちの中には含まれてないけども、リチュアとしてみると直接ノエリアやナタリアと関係あった訳ではなく、

また彼女の性格上積極的に前に出て指揮を執るタイプでもないので、ヴァニティ等と共に裏方として復興に尽力した可能性は十分ありそう。

または戦時中のケガなどが原因で戦う力自体は残っていなく、3期の時点では戦闘に参加できる状態ではないとも考えられる

(じゃあリーズはなんなんだって話になるけども、彼女だけ微妙に年が上だし……)

コマンドも珍しい「めぐみのあめ」持ちで、RPGでいう回復役ヒロインっぽいポジション。









ノエリア。

ADXでのコマンドは「(なし)」「ワン・フォー・ワン」「(なし)」「せんのう−ブレイン・コントロール」「リロード」。

使いこなすのが難しいリチュアの創始者。サルベージとかそういう回収手段をあらかじめ用意するなどの必要がある。

ADXでは強力なコマンドを持っていて強いけども、普通のコマンドを持たないので他との連携が必要になってくる。

大層な活躍をした割に、ステータスはそれなりに強い程度で、効果も何か風水師らしいけども地味な能力で、攻撃モーションもただ水弾とばすだけと地味。

世界を動かすほどの影響を及ぼした者でも、あくまで一人の人間でしかないと言うことを示しているのかもしれない。

また、異様な知識も力も、インヴェルズに乗っ取られた際にグレズやその根本たるアイツから得たもので、

元々は氷結界の一員という立場でしかないというのもありそう。


そこらへんはミクトランの知識を得て飲み込まれたTODのヒューゴと似ているところがある(立場的にはシゼルだけど)

一方で氷結界にいれば、氷結界を墓地に一気に落とせるのでなかなかのカードになってたかもしれないので惜しい。









エミリア

ADXでのコマンドは「サイクロン」「(なし)」「おうきゅうのおふれ」「(なし)」「かみのせんこく」。

召喚発動系のリチュアの1体。

儀式と通常召喚を組み合わせるような戦法だったんだろうけども、ビーストやアビスが扱いやすいのでどうも人間型は確定じゃないから難しい。

ADXではどうも扱いに困る。ヴァニティはともかくアバンスとの相性まで悪く、相性がいいのはエリアルとノエリア。

ステータスやコマンドが良いかというとそうでもないため、使おうと思えば使えるけどちょっと難しいというのはOCG・DT共通。

能力や人気は微妙ではあるけど、ストーリー面ではかなりの活躍をしていてウィンダとは色々と対照的。

エリアルやウィンダがLP回復コマンド持ちでヒロインっぽい感じなのに対してこちらは封殺とストロングなのもあんまりヒロインっぽくない。

あと能力が氷結界と一番近いタイプ名のも気になる。












アバンス。

ADXでのコマンドは「こうげきのむりょくか」「マジック・シリンダー」「(なし)」「ワン・フォー・ワン」「エクストラゲート」。

SDではゲーム上操作の恩恵は薄くなってるけども、ADXではかなり強力な1枚。

攻撃を防ぐシリンダーにEXゲージを減少させるゲート、その後に他のモンスターを行動させる141と噛み合った構成になっている。

名前のモチーフは「アンビバレンス('A'mbi'va'le'nce')」から。

意味合いとしては両面価値とあるけど、つまりは相反する感情、つまり矛盾を指し、アバンスからのノエリアへの事を示した内容となっている。

その矛盾した思いからの真実の解明、そこからの前進というのを考えると、かなり凝ったネーミングといえる。

リチュアにはこんな感じで精神学とかの用語が多いけども、エミリアとかについてはこういった何かの用語から取ったのか、
神精霊みたいな何故かキリスト系から取られているタイプなのかが不明。
そもそもキリスト系と言われてるのも精神学系の用語じゃないという確証もない。

割と他の種族と共闘してたようだけども、隠しデッキには収録弾の事情もあるけど入っていない。










ナタリア。

ADXでのコマンドは「しゅうしゅく」「ウォーターワールド」「(なし)」「リロード」「わぼくのししゃ」。

SDではデッキが切れやすいのと再利用手段が少ないため、これでビーストを戻すとかする事ができるので結構使える。

だが真価の発揮はアバンスと同じADX。強力なリロードと和睦の2つを持つ上に、全体強化のウォーターワールドまで持ち合わせる。

アバンスの141から繋げるなど、相性はよく、そこにエリアルを入れることで強力なリチュア布陣が敷ける。

彼女の場合スピリットなので実質氷結界所属で氷結界の紋章もつけてるけども、名前や効果もモーションも完全にリチュアの扱いになっている。

仮に氷結界だったら下級魔法使いでは優秀なアタッカーになれたので、氷結界時代のもノエリアともども欲しいところ。

ポリゴンがやたらペラペラな感じがするのが気になる。










メロウガイスト。

ADXにおいてのEXしょうかんでのコマンドは「ドレインシールド」。

DTでは何かと役に立ち、SDでは相手の下級をデッキに戻すことで展開を押さえつつ相手のデッキ切れを遅らせられる。

ADXではダメージを与えつつ攻撃を約2回防げることになり、攻防が万全となり総じて価値がかなりある。

攻撃モーションも風と水の力を使った水球でかなり綺麗。

素材はエミリアとムストと言った感じだけども、チェインの要素とかも含んでいて、情報の割に以外と謎がある。

効果はガスタのメタも残りつつヴァイロンメタになっている。







ガスタ:

一見主人公のようで、微妙に一歩引いたような立場だった種族。

もっとも単純に戦闘が得意な民族でもなく、何度も侵略されていたのでしょうがないとも言える。

ただその侵略の理由とかを考えると大きな意味をもった種族でもあるので、その点でも影が薄い訳ではない。



戦力的にもそういった面からステータスこそ低いけども、最低限の戦闘力はあり、守備力こそ低いけど守る力は十分。

ラヴァルと同じくガスタの長老も全く公開されないけども、元が戦闘を行うようなものでもないので実力は未知数。

鳥と心を通わせる以上、全くの非戦闘員でもなさそうだけど、やっぱり衰えとかがありそうでもある。



召喚時の固有モーションは風を吹き上げるようなエフェクトと、召喚後の鎌鼬のようなエフェクト。(この場合の鎌鼬は横に広がって切れるアレ)

動物系は人間型に比べあまりエフェクトの気合は入ってないけど、飛び回りとカメラワークがあるためそれはそれで印象的な感じになっている。

人間型は表情面での変化が特にかなりの気合が入っていて、一番演出が凄いのはまさかのムストさん。

召喚時の風のエフェクト、攻撃時の表情の変化と腕の動きとエフェクトと、何故か異様なこだわりがなされている。



DTでの現在の隠しデッキはこんな感じ。

M:イグル ガルド スクイレル [サンボルト、リーズ、ウィンダール]

S:アポート 羽根ペン 最古

T:祈り



必入カードだけでは戦闘力のないチューナー集団で、3体にいないサイキック族サポートも2枚あるので、サイキックガスタを前提としたデッキになっている。

ここでサンボルトファルコグリフをスキャンすることで鳥デッキを作れるが、かなり弱い。



スキャンするのはとりあえずウィンダカームカムイムストあたりで、これらがあれば事故・アタッカーともに困ることはない。

アポートがあるため、リーズをスキャンしても問題はない。

ガルドス、スフィアードと出しやすい為、主な除去が戦闘だよりなDTではかなり安定する。

フェニクスやファルコス、エメラルは、ゾーンが狭くプールも狭いためDTでは活躍させにくい。



ADXでは守備力に不安があるものの、優秀な防御コマンドを使える人型が多いのでなかなか強い。

一方鳥型はチューニングやしょうかんにコマンドをとられて扱いにくい。

また、全体的にメインデッキの打点が低いので、属性強化コマンドで底上げ、カームムストリーズあたりをスキャンするなどしておくといい。












ウィンダ。

ADXでのコマンドは「こうげきのむりょくか」「ドレインシールド」「(なし)」「しょうかん☆×2」「(なし)」。

安定したカードだけども、ADXでは物足りない。

ただこのカードはレベルが低い中でそこそこの攻撃力とドレインシールドを持っている点にあり、しょうかんで呼び出す戦法で使える。

族長代行という立場からかストーリーでも出番は多く、「ヴァイロン同盟」や「エクメーネ」など、色々な隠しデッキで登場する。

ただ、ヴァイロン戦では明らかに戦闘態勢の服装でないところにつむじ風でぶっ飛ばされるという謎の役割だったのに入っているのは何故だろう。

ADXのコマンドは何故かレベル2になっていて、ガルドが呼び出せない仕様になっている。カムイと間違えた?

流石に活発で責任のある立場である彼女が復興の原動力にならない訳はないので、祭壇で倒れたかまともに活動できてないかのどっちかになっている可能性が高い。

ただ他と違い単純に毒で倒れただけならばあの世界や時代ならばそれなりに蘇生法があるはずだけども、

逆に魂が残っている事がミドラーシュにつながった可能性もあるので、そこらへんはまだわからない。

攻撃モーションは巫女らしいものとなっており、回転している時に無表情になったり、ガルドスの場合は上から波動を受けたりと芸が細かい。











カーム。

ADXでのコマンドは「デザートストーム」「(なし)」「(なし)」「ごうよくなつぼ」「リロード」。

デッキが少ないSDではOCG以上に言うに及ばず、ADXでも優秀。

壺から全体強化して殴り、他の防御コマンドを回復させつつまた2回行動と、割とインチキな動きをする。

ちなみにステータスが似たマーカーはストームがドレインシールドになっている。

ただ、ガスタは和睦などでダメージを回避しやすく打点に不安が残るのを強化できるため、属性の違いもあって活用方法は違う。

彼女もかなりストーリーでの情報はないけども、元々戦闘をしない民族に加えて穏和な性格なので他よりもその扱いはわかる。

そしてエリアルと同様に、終戦後は裏方として復興に携わった可能性も少なくない。

ただ猛毒の風の影響を結構受けたため、やっぱりあんまり活動はできず、その後の出演は厳しそう。

なんかブレて何回か撮り直してたらやたらと枚数が多くなってしまった。しかもたいてい同じ場面だから単に多いだけ。








ウィンダール。

ADXでのコマンドは「(なし)」「しょうかん☆×3」「マジカルシルクハット」「(なし)」「モンスターボックス」。

OCGでもDTでもADXでも何とも中途半端。

アタッカーなのに防御系コマンドでしかも確実性のないものが2つと困らせる要素が満載。

族長という立場だけども、やたら戦闘に特化した能力だったり、その割にステータス低めだったりと変な感じ。

イグルスも何故かガスタを除外するし、トップに立つ者として他と違う力が必要なんだろうか。








リーズ。

ADXでのコマンドは「デザートストーム」「(なし)」「せんのう−ブレインコントロール−」「ワン・フォー・ワン」「(なし)」。

他とひと味違う効果を持つ感じで、DTにおいてもそれは変わらず。
相手だけ使えるモンスターを自分が使うのに使う。

ADXではアタッカーとLPの上昇をこなせるので、まあまあ。
141で援護したり、洗脳で相手を妨害するなどトリッキーで他の人ガスタがわかりやすい強さならこっちは状況で強さを発揮する。

インヴェルズ戦以外は印象が薄いけど、同じ薄いカムイと共に終戦後は中心になった。

世界を渡り歩いてたようなのでその力は十分だけど、それをしれるのはよりにもよってイベントモード。

効果はストーリーのある中ではかなり異質な効果で、味方を押しつけ敵を奪うというそのままだと色々とストーリーが崩れかねない効果。

攻撃モーションが分身や幻影っぽい感じなので、相手を攪乱させる術のようなものなのかもしれない。












カムイ。

ADXでのコマンドは「(なし)」「しょうかん☆×4」「マジック・シリンダー」「リロード」「わぼくのししゃ」。

ADXで非常に強力。
単体では最強クラスのの1体で、強力な防御コマンドを持つ上にリロードまで持ち合わせる。

目立った紹介がないけども復興の中心となった1人。

ファルコスがオピオンをすり抜けられるシンクロレベル4で打点アップなので、そのあたりが活躍の鍵か。

ファルコが相棒であるけども、ファルコはエクシーズでフェニクスとなっていて、またカムイと共にファルコスになっている。

そしてディシグマにフェニクスが吸収され、ファルコスはカムイ以外吸収された。<そしてファルコは戦死している。

じゃあファルコっていったい何なんだ?という疑問が出てくる。

エクシーズで合体していて、エミリアをわざわざ2つに分身させて素材にしている以上同時に2つ以上の協力体にはなれないはずで、

他のパール素材の謎と言ったエクシーズ素材の不明慮さと共に、まだまだ情報が隠されているみたい。









ムスト。

ADXでのコマンドは「だいかんぱ」「とっしん」「とっしん」「とっしん」「だいかんぱ」。

展開とは関係がない効果で他と違う感じだけど、そのために違う役割が期待できる。

ADXではとにかく脳禁効果。なんで神官家は戦闘好まないのにこんな攻撃的なコマンドを持つんだろうか。

メロウガイストになったのも謎だけど、ディシグマに吸収されてからの行方も謎。

強制解放の効果と名前、とディシグマの装備カードの描写をみると、単純に五体満足のまま取り込まれたディシグマの内部の存在は無事な可能性はあるけど、

外に露出しているのは物理的に壊れているのでそのモンスターも無事ではすまないだろう。
(なんか破損ファイルからデータ取り出すみたいな感じ?)

ただ、その様子が確認できる《エクシーズ・リバーサル》は何だかよくわからないというか描ききれない状態であり、まともに判別できない。

ただドラグーンの場合は比率を考えるとガンナーはなんとか無事そうもしくは逃げ延びられたため合成禁術の補充候補に入れてる可能性もあり、

メロウガイストも羽がもがれているのでムスト成分は助かっているという判断もできる。

けど、イグニスとかガストクラーケあたりはもう無理そう……イグニスとか腕と剣がやられてるしどうしようもない。

彼以外にも大人たちの消息は丸ごと不明だけど、こういう系の作品では大人は前時代的な象徴で子どもたちは新しい時代の幕という感じの描写がされるから、

他のキャラ以上に復興の中心となる事はなく、また消息を敢えて明かす事も少なそう。






スフィアード。

DTはとにかく除去がないので、出せばほぼ勝利できる相手も多い。

あと何故か攻撃してきて自爆してくるので、そういう意味でも優先的に出したいカード。

他のガスタのシンクロ命名法則と同じく合体元の名前を中心としており人型の名前がなくなってるけども、

英語名だとスフィリーズになっていて、リーズの要素がちゃんと入っている。また、ステライドもステノンになってキャノンの要素がある。

他にプリズムオーラはプリズムとオーラに分けられていて、石成分はオーラクリスタルなので、これもどちらの要素も入っていると言えるけど、

テトラオーグルだけはテトラのラが侵喰される形でノエリアと関係ないオーグルが入っているため、細かな所でストーリーを表している。

召喚時にはクルクル回る特徴的な動作をして、戦闘破壊されるとそのまま消えてしまう。

この特徴的な演出が何を示してるのかちょっと調べてみると、災厄を貯めるポーズだとか、単純に風の渦を示しているとか色々あった。

ただ、元ネタや効果を考えると、その通り厄(相手モンスターからの戦闘ダメージ)を貯め込み、相手プレイヤーに返すという形で体現しているようでもある。

他にもガスタが風車のようなマークでもあるような事からの連想や、災厄と回る事からの運命の輪とか色々とありそうでだけど、

これらとはある程度は共通点があっても特別似た特徴があるとかそういう訳でもなく、かといって全く関係ない訳でもないため

他と同じく、色々なモチーフを細かく繋ぎ合わせているようなものではあるみたい。

リーズ自体の攻撃は杖から風の渦を纏わせての体の周囲に放っての攻撃だとか、スフィーアドの場合は逆に杖に風を貯めこんだりとか、色々となってる。






フェニクス。

ADXにおいてのEXしょうかんでのコマンドは「せんこうのそうけん−トライス」。

DTでは並べるのと相手を突破するのが両立できないのと、コマンドがいまいち使い所が難しい効果なので微妙。

少ない消費でEXを出したり、唯一のランク2として使ってくのが基本となる。

あまりガスタでは使いにくいものだと思ったけど、ガスタ使いとの対戦時にスフィアード警戒してモンスター出さなかった時に

念動収集機からフェニクスとファルコスを並べられて1キルされた事があったのでびっくりした。

ラヴァルとのエクシーズで、コアトルあたりを合体させた仕組みで体から出ている青い炎が印象的。

一方でラヴァルをサポートするような効果はなく、ガスタ自体は戦闘力が他と比べ低いため活躍したのかは疑問ではある。

ドラグーンは完全ラヴァルサポートなので、騎乗技術をお互いに自分たちのために役立てたのかもしれない。

カムイの所でファルコの謎を書いたけど、ドラグーンを考えるとコアトルも2体いる事になる。

コアトル自体はファルコに比べると何体もいそうな感じではあるけども……。









エメラル。

ADXにおいてのEXしょうかんでのコマンドは「デザートストーム」。

10枚デッキのDTでは条件を満たしにくいけども、デッキを回復できる貴重な手段なのでデュエルを長引かせるために使える。

ADXでは他と違い風属性サポートなので、風中心のチーム構成で使うことになる。

攻撃時に後ろに滑空するのでステージが良く見える。

猛毒の風をはじき返したけどOCGだと特殊召喚ができないなど、そのあたりは噛み合っていない。

墓地戻しのドローや墓地からの蘇生といい、カームのような効果を思いっきり持っているけども、直接の記述はない。

また、他のエクシーズの事を考えると、もしカームだった場合のその後の問題など、色々と気になる。

ただ、記述だと実際はエクシーズというより融合と書いてあるため、背景では単純に動物とか含めた色々な素材による融合であって、

声がやたら野太いのもレベルが同じでオジサンのムストとかと一緒に融合したのならそれっぽい感じではある。





今回はこれで終了。