遊戯王5d's 116話
今回も今回で相変わらずぶっ飛んだ回だった。
遊戯王らしいと言えば遊戯王らしい。
今回登場したカードの詳細。
《ヘキサ・ナイト》
☆6/地属性/戦士族/ATK1800/DEF1200
相手フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで通常召喚する事ができる。
数ある半上級モンスターと思いきや、相手にモンスターが存在しない場合に生け贄なしで召喚できるモンスター。
前例が少ないので活躍できるかは未知数だが、能力が低いので先行1ターン目に出しても破壊されやすいし、何より腐りやすい。
レベルが高いのでシンクロ素材にはしやすいが……
《デカゴ・ナイト》(Rare仕様)
☆10/光属性/戦士族/ATK1000/DEF1000
自分の墓地に同名カードが3枚存在する場合、このカードを自分のデッキに戻してシャッフルすることができる。
(おそらくこの)同名カードが3枚墓地にあれば、3枚全てをデッキに戻すことができる効果を持つ。
だがこのカードを墓地に3枚送ることは結構困難で、効果はデッキに戻すだけという事故要員満載のカード。
効果よりもレベルと能力値をいかして《戦士の生還》などを使って《モンタージュ・ドラゴン》を強化したり、《リミット・リバース》で蘇生してレベルを生かしたり、《強制転移》や《ギブ&テイク》で送りつけて《KA−2 デス・シザース》などで破壊して大ダメージを与えるなどしたほうがいいだろう。
だが地味に光属性の為、《オネスト》などで返り討ちにされるという欠点もある。
《トライアングル・ナイト》
☆3/光属性/戦士族/ATK900/DEF900
このカードが相手モンスターの攻撃によって破壊された場合に自分の墓地に存在するカードを3枚まで選択して発動する。選択したカードを自分のデッキに戻してシャッフルすることができる。
うって変わって強力カード。
相手によって戦闘破壊されるという条件は少し厳しいが、自分の墓地からだけだが《無欲な壺》や《転生の予言》より多い3枚のカードをデッキに戻すことができる。
《魔力掌握》や《トゥーンのもくじ》などのほか、デッキに居て欲しいカードなどを戻せるため、デッキは選ぶがかなり強力だ。
《等価交換》
通常魔法
自分のデッキの上からカードを3枚ドローして墓地へ送る。この効果によって墓地へ送られたモンスターカードのレベルの合計と同じ枚数だけ、相手のデッキの上からカードを墓地へ送る。
例によって全然等価交換じゃない気がするチートカード。
少し書き直すと自分のデッキを上から3枚墓地肥やしして、モンスターを送ったらそのレベルの合計だけデッキ破壊。
アニメのように30枚デッキ破壊とはいかないが、墓地に送っていくデッキ破壊系のデッキでは十分な効果。
中途半端にしか削れない場合、相手に大量の墓地アドバンテージを与えてしまう可能性を含んではいるが、自分も墓地肥やししているのでその場合は等価交換と言ってもいいかもしれない。ライトロードなら裁き出せればいい感じだし。
ユベル最終形態を送れば36枚のデッキ破壊。
《フューチャー・バトル》(今週の最強カード)
永続罠
自分のバトルフェイズ中のみ発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、相手のデッキの上からカードを1枚めくる。
めくったカードがモンスターカードだった場合、そのモンスターを相手フィールド上に攻撃表示で特殊召喚し、選択した自分のモンスターと強制的に戦闘を行う。
この戦闘によって相手モンスターが破壊された場合、このカードの効果は再び使用できる。
めくったカードがモンスターカード以外だった場合、このカードを破壊する。
言ってしまえば逆《狂戦士の魂》。シルミルにたいしては天敵。
《フレムベル・ウルキサス》や《ゴヨウ・ガーディアン》など、戦闘によって効果を発揮するモンスターとの相性は抜群。
今はアドバンス召喚を行わないデッキが増えているので、そういうデッキに対しては一泡吹かせることができるが、《邪帝ガイウス》か《炎帝テスタロス》が出てきて大変、とならないように攻撃力2500以上のほうが良さそうだ。あと《オネスト》とか《BF−月影のカルート》やら、あと《ユベル》とか《アマゾネスの剣士》とかにも注意。
《虚無魔人》とか出てきたらどうするんだろうか。無限ループになるか墓地に送ってまためくるのか。
魔法・罠をめくった場合はおそらくそのまま戻すので、《マインドクラッシュ》などに繋げることもできるはず。
さて今回のカードはOCG化するのか……
ゲストキャラだと思うし微妙なところ。
ワンポイントレッスンでもスルーだったし……
あとまったく触れられなかった《トライアングル・ナイト》がこの強力効果なのもなんだかなー、と思ったり。