新パック感想
新パックも出てきたので、新パックの感想。
他の内容も描こうと思ったけどどれも中途半端だから単体で書く事にしよう。
今回のパックは……正直全体的な魅力に乏しい。
単純にDTやOCG世界の関連とかそういうのでなくとも、中途半端にデフレさせたようで制限見越したカードいれてくるような
中途半端さというかなんというかと、あと専用カードの多さとかも。
とはいえ例によってノーマルやレアはいいのが多いという方式なんだけども、数パック買って通告があたって、
更にノーマル2箱分セットを300円ほどで買えたのでだいたい集めたいカードは揃えてしまった。
あとはレアとかそこら辺を集めるだけかな。
今回買わなかった分はエクシーズパックや他のカードゲームに使おう。
新カードピックアップ。
まずはストーリー関連のカードから。
《ダーク・ドリアード》
ペンデュラムモンスター
星4/闇属性/魔法使い族/ATK1800/DEF1400
【Pスケール:青5/赤5】
(1):自分フィールドの地・水・炎・風属性モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールドのモンスターの属性の種類×200アップする。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから地・水・炎・風属性モンスターを1体ずつ選び、
好きな順番でデッキの上に戻す。
ドリアードのリメイクバージョン。
四大属性のサポートを行う能力で、色々な属性を並べるデッキでは強化値もなかなか。
モンスター効果も試着部屋とかに使え、ローレベルデッキをドリアードタイプに組み替えた。
なんか花札衛を4枚おいて見たくなる効果だけども、闇属性だから属性変えないと難しそう。
というか雨四光とか五光とかいいながら全部闇属性なのはいったい?
今回のパックは実質的にまともにストーリーを考察したり興味あったりするのはこれくらいかな。
久し振りのダークモンスターだけど、このカードの場合はどのタイプに当てはまるのかが謎。
《ダーク・グレファー》みたいなライバル的な存在なのか、《ダーク・ホルス・ドラゴン》みたいな忍者とかに召喚される存在か。
《ダーク・アームド・ドラゴン》は《メタファイズ・アームド・ドラゴン》の存在もあるので更にストーリーがありそうだけど特に解説はない。
ダムドの場合は《龍の交感》で白竜を守っていたりするので、そういった高潔な魂が昇華してメタファイズになったみたいな
バリアンとアストラル世界のような関係のようなのもあるけども、あっさり堕天使ってなってる類似したタイプもいたりと
そもそもダークモンスターという括りが曖昧すぎて何とも言えず、効果自体は相性が良くても背景的には結局バラバラで
本人との関係もまちまちって言う感じなのも合わせて何の情報もないライトレイよりはマシだけど分からないことだらけ。
ドリアードさんの場合は精霊術師なので闇の力を操ってみた的な感じになってるけども、元の精霊術師と同じく
結局闇属性はサポートしてくれないので、やっぱりダルクと一緒に使うのが難しくなっている割にダルク側からの相性は良い。
まあそれを言うなら霊使い同士も直接効果の相性がいい訳でもないので、だから大きな問題がある訳でもないけども。
他には攻撃力が謎で、1800というのはドリアード系列のカードとも霊使いとも関係がない値で、守備力を入れ替えたとかでもない。
当てはまってくるのが関連性が他と比べ在りそうなミラなんだけども、攻撃力以外は特に関連がある訳でもなく。
《破壊剣の使い手−バスター・ブレイダー》
効果モンスター
星7/地属性/戦士族/ATK2600/DEF2300
(1):このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「バスター・ブレイダー」として扱う。
(2):相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
破壊されたそのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(3):1ターンに1度、このカードが装備している
モンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったそのモンスターカードと同じ種族の相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
他のリメイクと同じように、バスターブレイダー関係は1枚のカードのみで纏める。
色々とストーリーがあるようだけども、RPGとしては最初に破壊剣士融合で斬ってたのは《裁きの龍》っぽかったのでそっち系の
ストーリーかと思ったけど違った。残念。
《竜呼相打つ》
速攻魔法
「竜呼相打つ」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「竜剣士」Pモンスター1体と「竜魔王」Pモンスター1体を選んで相手に見せ、
相手はその中からランダムに1体選ぶ。
相手が選んだPモンスターを自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。
残りのPモンスターは自分のエクストラデッキに表側表示で加える。
ラスター系列もこれでシンクロ、エクシーズ、融合と巡った事になる。
しかし他とのカードの兼ね合いがあるとはいえ融合カードがいらない融合をワザワザ出すなら他でもいいという見方も多く、
今回の融合Pは疑問視がされていたりする。
これからはベクター側の強化フォームだったりするんだろうか。
《濡れ衣》
速攻魔法
「濡れ衣」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手の手札・フィールドのカードを合計した数が自分の手札・フィールドのカードを合計した数より多い場合、
フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
お互いのプレイヤーはこのデュエル中、その表側表示のカード以外の対象のカードと同名のカードの効果を発動できない。
《クリッター》関連のカードもまたアニメと同じような展開をなぞっているようで、手違いでユーゴと間違われてからの
収容所行き、というのをこの前からのパックで示しているみたい。
あと、この効果的に《クリッター》は複数体いるんだろうか? それとも似たような何かが?
ここからはストーリー系以外のカード中心。
《EMモンキーボード》
ペンデュラムモンスター
星6/地属性/獣族/ATK1000/DEF2400
【Pスケール:青1/赤1】
「EMモンキーボード」の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「EM」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
(2):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに発動できる。
デッキからレベル4以下の「EM」モンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
手札の「EM」モンスターまたは「オッドアイズ」モンスター1体を相手に見せる。
このターン、そのモンスター及び自分の手札の同名モンスターのレベルを1つ下げる。
今回の目玉の1枚。らしいけどもただのノーマルでモンスターなので、安く売られてるEm系列。
これだけでレベル2〜5までをP召喚できるようになるので、色々なファンデッキも恩恵が受けられる。
色々詰まってたA・O・Jはこのセットのタイプにしてみるか……もうペンデュラムクラウソラスは組んでるけども。
セイクリッドもペンデュラム組み込む場合こんな感じになるんだろうか。エスカ2体出してからノヴァとか夢かも。
そしておそらく一番?このセットを活かせるのが幻奏なのは意識しての事なんだろうか。
《解放のアリアドネ》
ペンデュラムモンスター
星4/光属性/天使族/ATK1700/DEF 800
【Pスケール:青3/赤3】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、以下の効果を適用する。
●自分はカウンター罠カードを発動するために払うLPが必要なくなる。
●自分はカウンター罠カードを発動するために捨てる手札が必要なくなる。
【モンスター効果】
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキからカウンター罠カード3枚を相手に見せ、相手はその中から1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分の手札に加え、残りをデッキに戻す。
コスト踏み倒し系の天使族。なんか名前も見た目も効果もデュエマっぽい感じがする。
かなり強いんだけども、これを入れるためにっていうよりは元々カウンター罠を多用するデッキにいれるカードなのかも。
《ダイナミスト・ブラキオン》
ペンデュラムモンスター
星5/水属性/機械族/ATK2000/DEF 800
【Pスケール:青6/赤6】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、
このカード以外の自分フィールドの「ダイナミスト」カードを
対象として発動した効果を無効にできる。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
(1):自分のモンスターゾーンに「ダイナミスト・ブラキオン」が存在せず、
フィールドの攻撃力が一番高いモンスターが相手フィールドに存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
9期のラスターのストーリー系のカテゴリの中では色々と3つの中でも異色なダイナミストの1体。
このカードの場合は単体での汎用性は高く、特殊召喚のしやすさなら《サイバー・ドラゴン》も上回る。
《ツインツイスター》
速攻魔法
(1):手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
レアで1番高い枠の汎用魔法罠除去カード。
結構高くてまだ手に入れてない。
《神の通告》
カウンター罠
(1):1500LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
今回のトップレア。
禁じられた&神関係のカードも長く出ているけども、世界観は未だ不明。
いつものOCG世界とかだったなら、OCG世界のラスボスはこの神だったりするかも。
《砂塵のバリア −ダスト・フォース−》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。
ミラーフォース系の亜種の地属性っぽい版。
エクシーズやシンクロモンスターに頼りきりのデッキだと完全に停止しかねない能力を持つ。
アドバンス召喚や融合召喚のデッキにはそこまで効かない。
《ペンデュラム・リボーン》
通常罠
(1):自分のエクストラデッキの表側表示のPモンスターまたは自分の墓地のPモンスター1体を選んで特殊召喚する。
ペンデュラム専用の蘇生カード。
魔装とかを投入する場合は再利用手段が取れずに困ってたので、そういうデッキにも投入できる便利なカード。
ペンデュラム系のデッキにはあまり入らないだろうけど、レベルのやたら高いまたはレベル1のPを出すには便利そう。
今回はこれで終了。