制限改訂+新パック感想+ARC−102〜128、ZEXAL−65〜93
気付いたら2ヶ月も更新がない状態になってしまった。
あんまり更新できる状態ではなかったけど、最近落ち着いてきた。
紹介日記の1つめが書き終わったので、次の遊戯王記事はDT系をしばらくは書いていく予定。
次は先延ばしになっていたクエストDTの後半か、ちょっとした考察となりそう。
ただ最近は色々な事情から更新速度が遅くなっているので結構ゆっくりペースになっていくかも。
殆ど書き終わっている日記もあるので、完全に停止するとかそういうのはないと思うけど。
マスターガイドとかも近い時期になってきたし、今年中に書くべきものは消化したい。
あとは霊使いRPGの方も今年中には1話出したい所。
今回の制限は基本的に聖なる魔術師や開闢の緩和などといった自分のデッキに良い事が多かったので、
良い感じでデッキに組み込む事が出来た。
新カードピックアップ。
まずはストーリー関連のカードから。
《精霊獣使い ウィンダ》
効果モンスター
星4/風属性/サイキック族/攻1600/守1800
自分は「精霊獣使い ウィンダ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
デッキまたはエクストラデッキから「霊獣」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
復活したウィンダ。
破壊されれば3200のアタッカーか守備力2800の効果破壊されないブロッカーを呼べる。
エクストラを使わないデッキとかではいい戦力になりそうだけど、そこに入るかどうかはデッキによる。
予想できたと言えば予想できた復活なので逆に目新しさがあまりなかったりする。
守備力はホロウの影響を受けているようで、レベルもミドラーシュからホロウ分下がっている。
《創星神 tierra》
効果モンスター
星11/光属性/悪魔族/攻3400/守3600
このカードは通常召喚できない。
このカード以外の自分の手札・フィールドのカード10種類を
持ち主のデッキ・エクストラデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの特殊召喚は無効化されない。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカード以外のお互いの手札・フィールド・墓地のカード及び
エクストラデッキの表側表示のPモンスターを全て持ち主のデッキに戻す。
この効果の発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
ついに出た本当のtierra。
sophiaとは似ているようで対であるようでそうでもないそんな絶妙な条件と効果だけど、
意識して揃えなければフィールドに並ばない儀式やデッキによって頻度が全く違うエクストラ勢を必要とする
あちらに比べると汎用性という面では勝ってるとはいっていいかもしれない。
tierraも出てきて次回のパックとマスターガイドで完結、っていう流れのようだけど
3期はかなり置いてきぼりな展開で進んでるけどマスターガイドだけで解説し切れるのだろうか?
モチーフ的にはヤルダバオートとかそっち方面っぽいけど、星の戦士を従えているとか、ワームとか魔轟神の事を考えると
クトゥルフの旧神の要素も多いような気がする、あの謎の存在の《魔神アーク・マキナ》の存在を考えても。
《霊獣の誓還》
速攻魔法
(1):手札から「霊獣」モンスター1体を除外し、
自分の墓地のモンスターまたは除外されている自分のモンスターの中から、
「霊獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
霊獣の新規魔法。
意外と今になってもない墓地・除外のどっちのゾーンからも特殊召喚できるカード。
設定の問題もそうだけど、未だに除外が除外されているって書かなくちゃいけない文章上の問題もありそうではある。
壊れた《インフェルノイド・デカトロン》からウィンダが出ていて、《ガスタ・ファルコ》が《霊獣使いの長老》と再会している。
ハッピーエンド、っていう感じのはずだけど、色々見てると案外複雑な感情の人も多いらしく、自分もその一人ではある。
その理由は色々あるんだろうけど、情報公開の中途半端さや強化のアンバランスさ、3期自体の評価といったものが
関わっているのは確かではあるだろう。
自分の場合だと、ワームとの戦いで中心となって平和のために正義の心で戦ったのに、
部族内で対立とかしてたために色々と罵られて3期でもドラグニティとかと違って強化もされないで
堪忍袋がキレてやめてしまった人とかを見てきているので、それが尾を引いているのかもしれない。
一方で離反した人たちは普通に3期でも生きてて、聖なる存在とやらにも選ばれてるので理不尽感が否めず、
そんな存在達に本編の憎しみや遺恨を捨てて協力するという状態とは逆に、今になってから疑問や嫉妬が浮かんでくるのもそんなものかもしれないし、そう思わせるように展開しているのかもしれない。
カムイがディシグマに吸収された以外に目立った記録がなく、ヴェルズやsophia戦でした活躍などが書かれていれば、
その苦労のほどがわかり、そう思う人たちも少なくなったのかもしれない。
《端末世界NEXT》
永続魔法
自分フィールドに他のカードが存在せず、相手フィールドのモンスターが3体以下で、
相手フィールドの魔法・罠カードが3枚以下の場合にこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドに出せるモンスターはそれぞれ3体までになり、
お互いのフィールドに出せる魔法・罠カードはそれぞれ3枚までになる。
DT版のスピードデュエルをほぼ再現できるカード。でもSDの一番大きいのはデッキ10枚の方な気も。
いくつもの筐体があるのは端末世界もまたマルチバース理論から成り立っているのか、それとも
メインの端末世界へ何か影響させているのかどっちなのだろうか……?
《魂源への影劫回帰》
通常罠
(1):自分フィールドの「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
手札から「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
対象のモンスターは攻撃力・守備力が1000アップし、エンドフェイズに裏側守備表示になる。
シャドールの新規罠カード。
全くイラストと効果が関係ないカードの1枚になってるけど、名前だけはしっかりしてるのがニクい。
それはともかく、永劫回帰の思想を考えると、端末世界はリセットしてループしてるっていうよりは
時間ごと巻き戻してるような感じなんだろうか?
PCでいう元に戻す的なものでやっている?
《幻創のミセラサウルス》
効果モンスター
星4/炎属性/恐竜族/攻1800/守1000
「幻創のミセラサウルス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。
(2):自分の墓地からこのカードを含む恐竜族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
除外したモンスターの数と同じレベルの恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
恐竜族の新規。
単純におかしい事が書いてあるような気もするけど、個人的にはメインは(2)の効果で実質レベル1チューナーを特殊召喚するようなカードとして使いたい所かな。
ちょっと前に恐竜族が背景世界でメインとなる時代ではいなくなっているかも、という話をしたけども
幻創といういかにもな名前が自然に出てきてちょっと怖いけどまあ偶然だろう。いや何回もそういうことあったけど考察の都合上そうなるよね……
《化石発掘》して再現しようと思った結果が《キラーザウルス》っぽいこのカードなんだろうか?
《隣の芝刈り》
通常魔法
(1):自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。
デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
デッキの枚数に着目した新たなカード。
性能どうこうより大概面倒な事になりそうなカードだけども、その効力は凄い。
最近はファンガチ関わらずデッキの平均枚数が増えた感覚があるので、やっぱり専用デッキか後攻になった時に使う事になるかな。
というか当たったんだけど入れるとスリーブがね……
働き始めてからだと思われる《成金ゴブリン》の家外が明らかに。
これで右の豪邸が霊使いの家だったら笑うけどそんなことないか。確かここ王宮のとこじゃないし。
ここからはストーリー系以外のカード中心。
《見習い魔笛使い》
リバースモンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 100/守1500
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
憑依解放対応のリバースモンスター。霊使いデッキだと単体デッキとかで活躍の可能性があるカード。
個人的に出したいのはやっぱりシムルグか。
《WW−ウィンター・ベル》
シンクロモンスター
星7/風属性/魔法使い族/攻2400/守2000
チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
「WW−ウィンター・ベル」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「WW」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える。
(2):自分・相手のバトルフェイズに自分フィールドの「WW」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベル以下のレベルを持つモンスター1体を手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
風属性指定のシンクロモンスター。他のWWと共に風、ウィンデッキの強化にもなっている。
特殊召喚補助は単純に強い効果で嬉しいんだけども、同時にダルウィンデッキのジェネクス要素がなくなりそうになっている。
シムルグのロックと伏せしてからのウィンドファームを使い分けるというスタイルだったけど素材の指定と手札コストがきつかったのと
シムルグのコストがそう溜まらないのが難点だったけど、それも解決しそうだし……。
憑依解放での上との使い分けもあるし、その方が霊使いデッキらしくもなるのもあるし。
アニメは最近結構見始めている。
エクシーズ次元編を抜かした感じなので融合突入から見たので、一部知識は欠けてるけど特に問題なかった。
デュエルアニメとかとしての側面はともかく、物語的にはここ1年ほどよりずっと核心に迫っているので、
おいおいと思いつつも背後の色々な権利や制作事情から、仕方のないと思う所もあるけど、
そういった事情を放映されたアニメの評価に積極的に考慮していくのはそれはそれで良いとも言えない感じではある。
面白い設定やモチーフとかは色々とあるだけに惜しいんだよね……。
102〜128話のARC−Vのカードの一部紹介。
(モンスター4枚)
《ディフェンス・ウォール》
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/ATK 0/DEF2100
(テキスト視認不可、推定)
(1):このカードがモンスターゾーンに表側守備表示で存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃できない。
GXで出てARC−Vでも映った1枚。
効果はいかにも壁といった感じの効果で、実際にそのままだと今でも活躍できるかはともかくとして
下級としてしっかりとしたステータスと効果は綺麗な感じではある。
《磁石の戦士 Σ+》
効果モンスター
星4/地属性/岩石族・プラス/ATK1800/DEF1500
プラス・モンスターと戦闘する場合、その戦闘を無効として終了する。
マイナス・モンスターが相手のフィールドにいる時、戦闘はマイナス・モンスターを対象に選ばなければならない。
GXで出てARC−Vでも映った1枚。
プラスマイナスを植え付けるサポートをうまく利用して戦うといったコンセプトになっている。
ただ作中だと植え付けるサポートはそれ以外の効果はなく、磁石の戦士自体もこれ以外の効果がないので
正直能力的にはかなり使いにくい。
《キャプテン・ロック》
融合モンスター
星6/水属性/悪魔族/ATK 0/DEF 0
「海賊船スカルブラッド号」+「スカル・ナイト」
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いに手札からモンスターを召喚・特殊召喚・セットできない。
(2):フィールドに攻撃力1000以上のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
単発回の融合モンスターの1枚。
これ以外にも既存のモンスターを指定した融合モンスターが何体か出てるけど、背景ストーリーに影響させていいのかは不明。
ある程度共通性やパーツの名残があるとはいえ、初期によくあった全く別の姿の融合体の1つや
名も無き竜系統のような他の世界の影響を受けたIFのような融合体の1つの感じでもある気がするので、
あんまり考慮しなくてもいいのかもしれない。というかOCGは海や海軍周りの情報が少なすぎる……
《
ペンデュラムモンスター
星1/光属性/機械族/ATK 0/DEF 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):このカードがPゾーンに置かれた場合、フィールドのPカード1枚を対象として発動できる。
このカードのPスケールは対象のカードのPスケールと同じになる。
(2):フィールドに地・水・炎・風属性モンスターの内、いずれかが存在する限り、
自分フィールドのモンスターは、1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
【モンスター効果】
(1):このカードの攻撃力はフィールドの地・水・炎・風モンスターの数×500アップする。
零王プロフェッサーが使用するリアクター……じゃなくてスピリットモンスターの1体。
物語の関係上地水炎風と関係あるのは解ってたけど、このカードや機巧も含めて光属性。
本人が闇の悪魔を潰すと言っている以上闇属性が出てくる事は多分なさそう(DDの存在がなおさら謎だけど)
地水炎風といい精霊という名前といい、9期最後と思われるパックで霊使い関係を収束させてきそうな雰囲気を漂わせているけど、これで次のパックになかったら流石に辛い。
(魔法3枚)
《スローライフ》
永続魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこのカードを発動できる。
このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのプレイヤーは、
それぞれ通常召喚したターンに特殊召喚できず、また特殊召喚したターンに通常召喚できない。
特殊召喚か通常召喚のどちらかに制限をかけるカード。
当然、特殊召喚を多用し特殊召喚から起点できるデッキや、召喚権を増やすデッキ、メタビートなどでは活用しやすい。
《強引な番兵》達が食事をとっている。
民衆が圧制に苦しむ中で王側の人間が余裕のある生活をしているという、いかにもなカードが今になって追加されるのはちょっと驚き。
惜しむらくはぼやけて何を食べているか良く見えない所。貴重な王系列以外の食事風景なんだけど……
《EMガード・ダンス》
速攻魔法
(1):このターン、自分フィールドの「EM」モンスターは戦闘では破壊されず、その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):バトルフェイズ終了時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターンに戦闘を行った自分フィールドの「EM」モンスターとその相手のモンスターのコントロールを全て入れ替える。
いわゆる展開重視の効果と思いきや、よくよくみたら書いてあることが結構おかしいカード。
《スウィッチヒーロー》とかも出てたけど、こっちはBP終了時の代わりに即座に必要なのだけ持ってけるのが怖い……
EMとOCG世界のモンスターが写っているカードの1枚。
楽しそうなヘルプリンセスとイエローという組み合わせに目が行くけど、その右の《トマボー》や《グリーン・ダストン》も見逃せない。
彼等がどういう存在なのかはこれからも紹介はなさそうだけど、ペンデュラムは次元を超える力であるために、DDの事も考えると違和感自体はないかもしれない。
でもEMの半分が非Pなんだけども……。
《幻影騎士団憑依》
通常魔法
(テキスト不明)
《幻影騎士団ラギッドグローブ》が《BK チート・コミッショナー》に憑依している。
アニメ世界のカードが全く関係ない他のアニメ世界のカードと絡むのは比較的珍しいけど、少し前にも《反撃のエンタメイト》があった。
特にOCGではシナジーがないけど、どういう繋がりなんだろう。戦士族繋がり?
(罠4枚)
《デマイズ・アーバン》
永続罠
(1):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時、自分フィールドの「D−HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は100アップする。
全体的にアークファイブのDサポートは嫌がらせかと思うようなサポートが多いけども、これはその中で特上の1枚。
一応《ダーク・シティ》が破壊されたためにこの上昇量になったとか考えられなくもないけど、そうじゃなくてもっとこう……ね。
《差し降ろされた親指》
永続罠
(1):自分フィールドに「剣闘獣」モンスターが存在する場合にこのカードを発動できる。
カードが戦闘・効果で破壊された場合、破壊されたカードのコントローラーはその数×500ダメージを受ける。
《死の演算盤》の全体版。
《剣闘獣アンダル》と《剣闘獣トラケス》が王に処刑されそうになっている場面?
本当に処刑されたらのちのち復活できないので、実際の所は封印という形だったんだろうか。
この2体はリクルート効果を持たない剣闘獣同士何か関係があるんだろうか?
《剣闘獣の強襲城》
永続罠
(長すぎるので省略)
最近のアークファイブの悪い所を詰め込んだようなテキストを持っている。
このカードごと別の効果のカードに変わるっていうのは最近のオンラインカードゲームを思い出すけど、
やっぱりデジタル系でやったらこういう風に面倒になったり不満が出たりしそうかな……。
《寄生吻孔》
永続罠
(省略)
パラサイトサポート。発動さえできれば2の効果でパラサイトを毎ターン呼べる。
ただOCGのパラサイトはかなり弱体化されてしまったので利点は結構消えてしまった。
このカード以外にもOCG出身のカードがパラサイトに寄生されているカードが何枚も出ている。
そこら辺のOCG世界のモンスターがかませ的なのとかについてはここでは触れないけども、それにしても
暗黒界はアニメ世界の影響を受け過ぎであり、(多分)ユベルの影響を受けて性格がゆがんだだけではなく
《インフェクション・ミーディアム》、《ワン・フォー・ワン》とやたらアニメ世界のモンスターから襲われやすい。
それ以外にもやたらとあちこちから攻撃を仕掛けられる様子があるので、暗黒界にはかなり重要な秘密とかが隠されているのかもしれない。
ARC−V終了。
次はZEXAL。65〜93話の一部カード紹介。
前にこのあたりから新カード紹介が始まったので、めぼしいカードや考えが結構変わった魔法・罠以外は再度紹介はしない方向で。
(魔法4枚)
《フラッシュ・エフェクト》
速攻魔法
(テキスト推定)
バトルフェイズ中にモンスター効果が発動した時、そのモンスター1体を選択して発動できる。
バトルフェイズ終了時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントアップし、フィールド上の全てのモンスターの効果は無効化される。
バトルフェイズ中にモンスター効果を使用したカードに聖杯しつつ、全体にスキルドレインする魔法。
効果自体は良い事が書いてあるんだけど、バトルフェイズ限定なのと敵味方関わらず800アップというのがちょっと曲者。
《ジェノサイドキングデーモン》・《冥界の魔王 ハ・デス》が眩しい光の影響を受けている。
しかし眩しくて見辛いイラストだ……。
《フォトン・トレード》
通常魔法
自分の手札の「光子」または「フォトン」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
単純にして強い手札交換カード。なおメインデッキに入る光子は全てフォトンなのでOCGでも基本変化なし。
フォトンは何故かこういったデッキの根幹になるカードがやたらとスルーされており、そのせいでフォトンデッキはどうも回りにくくなってしまっている。
《ブレイン・リブート》
(効果は前に紹介したので略)
《異次元の女戦士》・《異次元の戦士》・《D.D.アサイラント》が洗脳みたいなやつに吸い込まれている。
《廃品回収》
通常魔法
自分の墓地の機械族モンスター2体をゲームから除外する事で、
自分の墓地から機械族モンスターエクシーズ1体を特殊召喚できる。
機械族モンスターをコストにエクシーズを蘇生する魔法。
自分ターンですぐ蘇生したいモンスターは何体かいるけど、そういうのを使用する機械族デッキは
ペンデュラムモンスター主体だったり、リビデの方が相性が良かったりで中々相性のいいデッキが少ない。
英語版ではGarbage Collectionとなっているけど、ガーベージコレクション、通称ガベコレ(って習ったけど、この通称外国人に通じるのか?)はコンピューター用語であり、
これもまたエクシーズと関わりのあるような単語になっている、というかDr.フェイカーのデッキがそのままこれになっている。
そう考えるとアニメのモチーフ選びは毎度の事かなり凝っている。
イラストでは《スクラップ・シャーク》と《スクラップ・ワーム》が回収されて《ギアギガント X》が作り出されている。
一見違和感のないカテゴリ同士の様子なんだけどもよくよく考えたらスクラップは殆ど機械族じゃない。設定上は機械なのかもだけど。
そして蘇生してもそこまで旨みがない。素材補充能力のあるサポートがあればいいんだけど。
回収してる機械のナンバーが53なのも地味に凝っている。
(罠1枚)
《バトル・リスタート》
通常罠
モンスターとの戦闘中に発動できる。
この戦闘では、お互いのモンスターは破壊されず、プレイヤーへの戦闘ダメージは0になる。
また、この戦闘の攻撃モンスターは、このターンのバトルフェイズ中に、もう1度だけ攻撃できる。
モンスターとの戦闘を実質無かった事にして、再度戦闘を行えるようにするカード。
アニメのようにモンスターとコンボするのが基本で、例えば戦闘を行ったモンスターを破壊・除外するカードならば2回の発動が狙える。
ただ、このカードを使って大きなリターンが得られるカードがそこまでないのと、
強制効果ではないために相手ターンに発動して逆利用するといった通常罠の利点を活かしにくいので、
相性のいいカードは多そうだけど実際に入れられるデッキは限られる。
騎士シリーズの2体が対決している。
対決しているんだけど、どれとどれだこれ。
左は砂塵、右は紅炎に見えるけど、武器を始めとした外装がほぼ変わらないので、ほぼわからない。
そういう事から同一人物に見えるんだけども、どうなんだろう。
影の巨人みたいな存在から自分との試練みたいな側面があるような気もするけど。
今回はこれで終了。