デュエルターミナル日記−DTマスターガイド購入編
DTマスターガイドを購入。
海外シクがあり2枚以上使うこと少ないパールはともかく、エメラルは嬉しい。
特にブルーアイズのようにこの仕様のカードをスキャンしたからと言って隠しデッキが出るわけではないみたいだけど……
ソンブレスやケルキオンが出たりはしないか。
ざっと読んでみると、確かに後付でなく初めから伏線を張ったものも多く、
結構なストーリーに仕上がっていた。
それは良い事だけど、予想以上にツッコミどころがあった。
あちこちに穴があるのは、やはり「未OCG化カード」の解説が全くないのが少なからず影響してると思う。
多くの色々なDTモンスターが描かれたカードがアニメで出たけど、それらに関する解説は一切なし、もちろん《A・O・J リアクター》も例外じゃない。
更に《異種闘争》のような細かいカードについても解説されないので、結構謎が残っていたり。
ともかく、興味深いのも含めてピックアップしてみる。
1:フィールド・マーシャルについて
修復不可能と判断されて廃棄されたらしい。特殊召喚できないのはそこからか。
2:グングニールの封印
封印が解かれたグングニールは喜んで戦場に飛んでいったみたい。
>DTNEXTのDT4話にて
氷結界の龍 グングニール
(誰だ……)
(私の眠りをさまたげるものは……)
(そうか、お前が……)
(ブリューナクが認めた絆の力か)
……とても喜びそうにない反応なんだけど……
また、ワームと魔轟神に対抗するためにグングニールを解放したらしい。
>DTNEXTのDT4話にて
氷結界の交霊師
「ああ、なんということでしょう……
グングニール様の
結界が解けてしまった」
「『
侵略者にとって脅威となりうる
しかし、
邪悪な神もまた
目覚めてしまう……」
交霊師の言葉からすると、グングニールの結界の解放が多くの魔轟神復活のトリガーを担っている事がわかる。
……話違うじゃないか!
しかもマスターガイドには交霊師がトリシューラ解放派って書かれてるのに、
このセリフを聞くと明らかにグングニール解放が嫌そう。
そもそも術者と風水師を逆に書いてるようなページが本当に信用できるか疑問だけど……。
3:霞の谷の離脱
DTNEXTの5話で普通に霞の谷の戦士が指揮をしているので、多分この記述は間違っているのだろう。
そもそもA・O・J設立したのは霞の谷の戦士、つまりミスト・バレーだし。
そして最初のワームの攻撃で谷自体は壊滅しておりとてもじゃないけど戻って大丈夫には思えない。
更に多くの高性能のA・O・Jのユニットの技術は霞の谷が保有する。
その霞の谷が離脱したらまず兵器が作れない(からこその5弾だった可能性もあるけど)
その上にマスターガイド3とDTマスターガイドで離脱の理由が食い違っている。
折衷案としては霞の谷の中で2つの意見に別れ、離脱派が離脱したと見るべきか。
4:偵察用のA・O・J
サイクルリーダーとD.D.チェッカーは偵察用のユニットらしい。
そいつらが実用的で、主に他のデッキのサイドデッキに入り活躍してるってどういう事だ……
5:ノエリアとナタリアによる第2部開始
結果的には彼女達の行動が2部のほぼ全ての原因となってしまう。
ネットで言われる事が少なくなかった「全部氷結界のせい」を、
思いっきり公式が認めてしまうという……
6:テトラオーグル
この複線はなかなか凄い。
7:ラヴァル吸収
操られたノエリアによりラヴァルは吸収されました。
ですがフロギスだけ残りました。
……なにこれ
8:ガスタ侵攻再開
猛毒の風でカームは絶命寸前らしい。
横に《ガスタの風塵》、その後の《ダイガスタ・エメラル》から考えれば
ギリギリでエメラルが
しかし、ほぼカームとエメラルのエクシーズなのに、何故かはっきり書かないのは何でだろう。
9:写魂鏡
アバンスは自分の魂を生け贄にエミリアを復活させようとするが、
エミリアへの強すぎる想いが仇になり失敗、暴走してしまう。
境遇といい何といいまさに主人公とヒロイン。
10:反魂術
正気を取り戻したノエリアがアバンスを元に戻し、自分の魂を生け贄にエミリア復活。
その後ジールギガスを氷結界バリアで倒し絶命。
ノエリアの戦いが終わる……。
11:sophia撃退後
ノエリアの子供であるアバンスとエミリア、ガスタの生き残りであるカムイとリーズが
中心となって地上世界を復興していく事となった。
……エリアルもウィンダもカームも全員死んだのかこれ?
ここまでがストーリー紹介を見ての色々。
しかし生き残り少ないな……
12:氷結界の内部抗争
虎将を中心とした解放反対派と、交霊師を中心とした解放賛成派。
高い能力を持つ者は反対で、低い能力やチューナーは賛成派なんだろうか。
チョップでトリシューラと相打ちできる人や手から小さな氷弾飛ばすだけでトリシューラ倒せる虎将からしたらたしかに十分魔轟神と戦えるな……。
ちなみに賛成派は龍との交信等に自身がある者達、
つまり風水師や大僧正などと言ったシャーマン系列が中心となっている。
巫女のイメージに漏れずこれらは女性という感覚が日本では強いが、
内部崩壊や没落の原因は女性、と言うのが様々な国や世界で存在する世の常。
氷結界も、というかDT世界自体まで、交霊師達やノエリア・ナタリアのせいで
大混乱を呼び起こすことになってしまったので、このマスターガイドの設定を見ると
もはや氷結界の女共は許されざる存在な感じ……
というかこいつら全員が全員互いの相性が悪すぎで、【氷結界】を組む際に女性を入れるのはやめた方がいいという事態になっている。
一方で舞姫だけ両者を取り持つような効果を見ると彼女がかなりの苦労人である事は想像に難くない。明らかに精神崩壊を起こしそうな名前だし
それでも交霊師との相性は悪いけど。
やっぱり霊使いと比べて交信能力が低いんだろうか、というより霊使いが凄いと言った方がいいのか。
そんな中舞姫は手札から一切モンスターを出せなくなるとか言う凄まじい能力を持っていた。
まあそもそも全く交霊師や大僧正と龍たちがあまりシナジーしないし
前述の交霊師の件もあり、どこまでこれらの記述が本当なのかはDT世界の住人しか知らない。
13:霞の谷
霞の谷の戦士がA・O・Jを設立したのに、全く触れられていない。
しかも技術者側のような感じだった執行者が戦士団になってる。
14:フレムベル
A・O・J設立当初から参加していたらしい。
>DTNEXTのDT2話にて
総剣司令 ガトムズ
「北に住む一族フレムベルへ
協力を要請し、
『ワーム・キング』を倒してくれ」
うーんこれはひどい
15:X−セイバー
ソウザが傭兵部隊として立ち上げたのがX−セイバーの始まりらしい。
勝利のために部下を犠牲にする性格で疎まれていたが行方不明に、
異界(OCG世界?)より帰還したインヴォーカーの用兵が彼に似ていると感じたものがいるらしい。
ソウザのDSゲームでのデッキ名は「受け継がれしX魂」。
明らかに逆な気がするけど突っ込んだら負けなのだろうか。
16:A・O・J
初期のA・O・Jはそれぞれの部族の個性が出ているとは前から思っていたけど、
独自に開発されていて、カタストルは4部族の結晶なのはなるほどと思った。
サウザンド・アームズがX−セイバー、ルドラがフレムベルなのは予想通りだったけど、
サンダー・アーマーが霞の谷も関わってたのは予想外だった。
あとA・ボムは明らかにフレムベルの兵器じゃないような……A・O・Jの中でも最高傑作なのに
ブラインド・サッカーは氷結界の技術かと思ったけど、書かれてない。
またコズミック・クローザーは異次元に消し去る発想で開発されたが出力不足だったようだ。
名前と効果の釣り合ってなさの説明とも言えるけど、コナミの気分次第で売りたいテーマは効果をいくらでも調整して出せるというのを示したような記述。(商業上当たり前の事ではあるけど)
もうちょっと【A・O・J】を強くしようと思っていたならば光属性を戦闘破壊したら除外効果とか、そういう効果を持っていたのかもしれない。
それでもコズミック・クローザーはまともな【A・O・J】を組もうと思ったら必須なんだけどね……
17:ワーム
最下級:個としての意思は希薄。ディミクレスやジェートリクプスなど。
ワーム・ディミクレス
「マダまダ ヨウチュウ か!
ハーみガケヨ!」
ワーム・ジェートリクプス
「オイシクナイけど
やメラれナイ トマらナイ!!」
…………
下級:ある程度の力を持つようになった。
ワーム・バルサス
「バルバルバルバル!」
……
18;ジェネクス
マスターガイド3と今回のDTマスターガイドであまりにも記述が違いすぎて突っ込む気にもなれない。
そもそも最初はA・O・Jと共に生み出された機械ってアクセラレーションガイドに……いやもういいです
19:ナチュル
ス ト ロ ベ リ ー 帰 れ
こいつによると森の中央にはガーディアンが住んでいるらしい。
>DTNEXTのDT3話にて
ナチュル・ガーディアン
「ふぉっふぉ……
ナチュルのもりに
たちいることは ゆるさん」
どうみても門番です
20:魔轟神
絶対神のレビュアタンの下にレイジオンとヴァルキュルスがいるらしい。
魔轟神三天王とは一体……
21:ジュラック
特におかしいところはないけど、実際の戦法とあちらの世界での戦法が食い違ってるのが何とも言えない。
22:ドラグニティ
最初のワームで谷がボロボロになってるんだからその時に駆けつけてくれれば……
23:ジェムナイト
石の説明でモンスター自体の紹介が少ない……
24:ラヴァル
三姉妹を中心に設定が書かれているが、族長の正体は謎のまま。
超強化としてどこかで出して来るようにとってある可能性がある?
25:ヴァイロン
インヴェルズに感染しないようにセイクリッドが作った兵器らしい。
ノエリアさんのせいで内側から侵食されてダメになってしまった。
妙に遊戯王は内側ネタが好きなようだ。
そしていつの間にか目的が地上世界の観測をし、紛争に介入する事から
インヴェルズの捜索のために起動したと変わっている……。
これって何で1部の時に戦わなかったかの理由付け(ry
26:リチュア
人型以外の説明が特になく、エリアルの説明はロクになく(瞑想術さえも)、ヴァニティにいたってはまともな紹介すらされていない。
ウィンダに比べてエリアルの扱いの差はいったい……
27:ガスタ
前回の日記でムストの息子がウィンダールというのは勘違いだったので修正。
こちらも長老の存在は謎のまま。
戦には向かないがATK1700もあるカーム。
そしてウィンはこれまでの書籍と適合性が図りにくく、ドラゴン族をパートナーにしてるからどちらかというとドラグニティな感じなので疑問が深まる……
しかも他の2人みたいに瞳に長老家系の紋章無いし。
ウィンとガスタについては保留かな……
28:インヴェルズ
アドバンス召喚テーマなのに中核が一番役に立つってどういう事なの……
29:セイクリッド
《セイクリッド・カストル》のイラストがないので「死亡」と書かれているのはかわいそうだと思った。
30:ヴェルズ
結局ヴェルズ自体は良く分からないもののまま終わってしまった。
「それ」自体は割とRPGで一般的な存在ではあるけど、最期も良く分からないまま。
そんな感じで中々良く作られていたので満足。
ただあちこちおかしい所があるので、鵜呑みにするのは危険なのは相変わらず。
DS作品の設定やらデュエルターミナル内での内容やら色々あるけど、
やっぱり公式設定は叩き台として利用するのが良さそうなのかな。
霊使いRPGの紹介ページにも書いてあるけど、
何故か作品によって設定が違うとか、後から設定と異なるカードやイラストが出るとか、
根本的に何かが間違ってるカードや説明とか色々とあるので、
世界観を見ようとしてもあちこちで詰まってしまう。
そのために折衷やら何やらをしても、何かの設定が都合が悪くなってしまう。
かと言って公式設定を完全に無視して自分勝手に創作をするのもそれはそれであまり良い事とは言えない。
更にアニメで使用され、画面に写らなかった、または全部写らなかった魔法・罠にもOCGと同じようなイラストが存在するはずで、
もしかしたらそのイラストで霊使い同士が戦闘しているかもしれないし、6人揃っているかもしれない。
あくまで画面で確認できるカードの中で、運よくヒータが描かれていたカードだけが写っただけで、他の属性系の魔法罠にも他の5人が描かれている可能性だって十分にある。
しかもイラストであっても、それが本当にあちらの世界で起きたものなのかもわからない。
そういった不安定さもあり、次々とカードが登場するのも含めて中々厳しい。
なのでやはり、これらDTマスターガイドにマスターガイド3、DTNEXT等のセリフも含めこれらを基盤の参考資料とし、
ストーリーを考えるのが無難かなと思う。
今回のはDT世界の設定であり霊使いRPGにはあんまり関係がない事だけど、
ウィンとDT世界の関係は無視できない設定ではあるので、
なかった事にしてもいいんだけど、とりあえず少しは適合できるか考えてみよう。