ZEXAL−110〜121、5D’s−73〜84
かなり溜まってしまったので、基本的に重要なイラストのみ掲載。
110話〜121話のZEXALの新カードのごく一部紹介。
(モンスター5枚)
《セイバー・シャーク》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/ATK1600/DEF1200
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
「セイバー」と名の付いたモンスターの1体。
《スピア・シャーク》と完全に同じ効果な辺り手抜き感が満載。
しかしこんなモンスターも強化できるってガトムズさんどういう指揮してんだろ。
OCGでは例によって魔改造され、セイクリッド・シャークみたくなった。
《No.4猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》
エクシーズモンスター
ランク4/水属性/水族/ATK1900/DEF1500
水属性レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、フィールド上に存在する水属性モンスター1体を選択して破壊し、
そのコントローラーに破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
このカードが破壊された場合、自分のエクストラデッキまたは墓地から、
このカードのエクシーズ素材の数だけ、このカード以外の
「No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン」または「ステルス・クラーゲン・エフィラ」を特殊召喚する事ができる。
さらに、このカードが破壊された時のエクシーズ素材1つを、
この効果で特殊召喚したモンスターエクシーズの下に重ねてエクシーズ素材とする。
《ステルス・クラーゲン・エフィラ》
エクシーズモンスター
ランク4/水属性/水族/ATK1900/DEF1500
水属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、フィールド上に存在する水属性モンスター1体を選択して破壊し、
そのコントローラーに破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
このカードが破壊された場合、自分のエクストラデッキまたは墓地から、
このカードのエクシーズ素材の数だけ、このカード以外の
「No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン」または「ステルス・クラーゲン・エフィラ」を特殊召喚する事ができる。
さらに、このカードが破壊された時のエクシーズ素材1つを、
この効果で特殊召喚したモンスターエクシーズの下に重ねてエクシーズ素材とする。
どっちもセットで効果を成す、クラゲエクシーズ。倒すと増える。
水属性メタとなる効果を持ち、【エリア流】との相性は抜群。
水属性メタでなくとも後半の蘇生効果も強力、しかし蘇生制限には注意。
また、《レインボー・ライフ》によるループを比較的楽に達成できるモンスター群でもある。
エクストラデッキを圧迫するけど、強力なコンボを狙えるというカード。汎用性では微妙に劣るかな、砲撃されると沈むし。
《ディープ・スペース・クルーザー・ナイン》
効果モンスター
星9/光属性/機械族/ATK 900/DEF 900
手札の機械族モンスター1体を墓地へ送る事で、このカードは手札から特殊召喚できる。
特殊召喚効果持ちレベル9モンスター。
単純にランク9のエクシーズモンスターにつなげるのが主だけど、
レベル10以上の縛りの緩いシンクロモンスターが出るたびに貴重なカードとして注目される……かも
[画像忘れ]
《フォトン・チャージマン》
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/ATK1000/DEF1000
1ターンに1度、次の自分のスタンバイフェイズ時まで、このカードの攻撃力を倍にできる。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
名前ディスアドバンテージが酷い気がするレベル4フォトン。
レベル4フォトンという時点で価値はあるけど、効果がアレなので採用できるかと言うと……
ただ、注目する所は「今の攻撃力」を倍にする事で、何らかで攻撃力を上げて効果で2倍に。
《カタパルト・タートル》で射出して大ダメージ、みたいなことは狙えるかもしれない。
(魔法6枚)
[画像忘れ]
《カオス・フィールド》
フィールド魔法
1ターンに1度、自分フィールド上の「CNo.」と名のついた
モンスターエクシーズのエクシーズ素材1つを取り除いて発動できる。
相手のエクストラデッキから「No.」と名のついたモンスターエクシーズ1体を
ランダムに選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃できない。
さらにこのモンスターは、このターン以下の効果を発動しなかった場合に破壊される。
●このカードの効果で相手のエクストラデッキから特殊召喚した
モンスターエクシーズ1体を選択して発動する。
選択したモンスターよりもランクが1つ高い
「
選択したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる。
特定のカードの素材をコストに、相手からナンバーズを奪うフィールド魔法。
特定のカードがポンポン進化するアニメならではのカード。
《ナンバーズ・カルマ》
永続魔法
お互いのプレイヤーは、エンドフェイズ時にそれぞれ自分フィールド上に
「No.」と名のついたモンスターが存在しない場合、
500ポイントダメージを受ける。
《燃えさかる大地》系の、《オーバーレイ・ワールド》の亜種。敗北フラグカード。
《燃えさかる大地》とは違い、これらはお互いのエンドフェイズ時に発動するため、
ナンバーズいなければ一巡で1000ダメージなので意外と強く感じたりする。
「一気にダメージ与えればいいから破壊しなくていいや」と思ってると痛い目を見る事も。
不乱健、つまり漫画ナンバーズが写った初めてのカード。
《
通常魔法
このターン、「ホープ」と名のついたモンスターは
相手の効果モンスター・魔法・罠カードの効果の対象にならない。
既に発動している相手のカードが「ホープ」と名のついたモンスターに効果を与えている場合、
その効果を無効にして破壊する。
ついに《ワーム・ホープ》までサポートするように。しかし相性は悪い。
[画像忘れ]
《
永続魔法
速攻魔法カードの効果の対象になった自分フィールド上のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
1ターンに1度、手札の速攻魔法カード1枚を相手に見せてセットできる。
この効果でセットした速攻魔法カードはこのターン発動でき、
その効果の対象になったモンスターの攻撃力はバトルフェイズ中のみ倍になる。
名前も効果も面白い永続魔法。
相手に見せてどうこう、というのは結構な駆け引きになりそうだけど、効果上ならない。
速攻魔法で自分モンスターが利益になるカードは少ないので(禁じられたシリーズの聖杯は有効か)、
《突進》のようなカードを入れる余地があるという事ではいいカード。
ちなみにリザベーション・リワードは留保賃金という意味。
これは経済学用語で、賃金(時給)がいくらからなら働くか、というもので、
予約持典の意味で使うと混乱を招くので注意。
《ジェリー・レイン》
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは水属性になる。
速攻・安定性のある水属性《DNA移植手術》。
これもまた【エリア流】とは相性が良く、私の【エリア決起隊ジェネクス】は移植より相性がいい。
[画像忘れ]
《ホログラム・プロジェクション》
永続魔法
フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このカードは発動後、選択したモンスターと同じ
種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の同名モンスターカードとなり、
自分のモンスターカードゾーンに特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは攻撃できず、
攻撃対象及びカードの効果の対象になった時に破壊される。
ゼアルではお馴染みになってきた魔法モンスター。
即効性がある分調整が難しいのか、《好敵手の名前》を含めて一切OCGになっていない。
(罠5枚)
《カオス・アライアンス》
通常罠
自分フィールド上の「
選択したモンスターの攻撃力は、
自分フィールド上の攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力と同じ数値になる。
以外とありそうでない攻撃力同化カード。
《CNo.96 ブラック・ストーム》・《地霊神グランソイル》・《氷霊神ムーラングレイス》が描かれている。
アニメ世界のカードとOCG世界のカードが共に描かれたカードだけど、何をどうしてこのなんとも言いがたい3体が同盟組んでるんだろ。
《ジェリー・バインド》
永続罠
自分フィールド上に水属性モンスターが存在する場合、
相手モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、その効果を発動できない。
選択したモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
《デモンズ・チェーン》とよく似た効果を持つトラップ。
主な違いとして 効果モンスターでなくてもいい・相手限定・無効ではなく発動不可・離れたら自壊
という感じで、こちらはパールや青眼といったモンスターの攻撃も止められ、スターダストのようなカードも止められる。
ただ、条件があるというのと自壊しやすいので再利用もしにくく、あちらの方が使いやすいことは確か。
優先はされにくいけど、それでもこちらの利点も多いから水属性デッキでは結構迷うところではある。
[画像忘れ]
《ジェリー・ホール》
通常罠
相手フィールド上に水属性モンスターエクシーズが特殊召喚した時に発動できる。
このターン、相手フィールド上に表側表示で存在する全てのカードの効果は無効化される。
「ホール」と名の付いたカードの1枚。
水属性エクシーズメタという限定的なのもあり、採用は難しそう。
《ランク・ウォール》
通常罠
相手モンスターエクシーズの攻撃宣言時に発動できる。
攻撃対象になった自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体のランクが
相手の攻撃モンスターのランクよりも高い場合、
そのモンスターの攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させる。
よくある無力化の下位互換。通常罠である事もこの場合マイナス面の方が多い。
《
だからこれはどういう状況なんだ……
《オーバーレイ・ウェッジ》
カウンター罠
フィールド上のモンスターエクシーズ1体がエクシーズ素材を取り除いて効果を発動した時、その効果を無効にして発動できる。
このターン、フィールド上のランクが一番高いモンスターエクシーズ1体以外の
モンスターエクシーズはエクシーズ素材を取り除いて効果を発動できない。
無効にして発動というアニメではたまにある発動条件を持つカウンタートラップ。
何かの下位というわけでもないけど使いどころに困る効果。
《ヴェルズ・ナイトメア》が楔に巻かれている。
効果からするとプレアデスエクシーズ召喚→ナイトメア効果→これ→《エクシーズ・バトル・チェーン》の順番か。
ZEXAL終了。
次は5D’s。
73〜84話の一部カード紹介。
(モンスター1枚)
《コンバット・ホイール》
シンクロモンスター
星6/地属性/機械族/ATK2500/DEF1200
(テキスト不明、以下は海外版アニメの説明からの推測)
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
手札を1枚捨てて発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、このカードの攻撃力は
自分フィールド上に存在する他のモンスターの攻撃力の半分の合計分アップし、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
この効果を受けたこのカードが破壊された場合、
自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
この効果は相手ターンのバトルフェイズ中のみ使用する事ができる。
唯一OCG化されなかったアニメシンクロモンスター。
受身な効果でデメリットもあるけど、一応盾となれる感じのレベル6のアタッカーでもある。
機械族なのでそういった所でも需要は無くはないけど……
なお、このカードイラスト、及びテキストは海外版のアニメで示されたもの。
アニメは効果が省略されすぎて意味不明なデュエルが多いので、
海外ではこのように作中でも紹介コーナーのようなものを設け、そこでイラスト共に説明がなされている。
こういったものは普通のカードゲームアニメでは一般的だけど、あれらは基本的に効果が連動している。
そういったカードゲームがちゃんと解説しているのに、なんで解説すべきはずのこっちが「日本でだけ」やらないのだろうか。
(魔法2枚)
《ブロック・ダグアウト》
永続魔法
自分フィールド上に存在するモンスターのレベルの合計が
相手フィールド上に存在するモンスターのレベルの合計を超えている場合、
相手モンスターは攻撃する事ができない。
こちらの場のレベルが高ければ相手の攻撃だけを防げる永続魔法。
それなりに強力で、エクシーズ主体のデッキには結構有効。
暴君らしき人物が高い所で民衆を見下ろしている。何とかは高いところ……
よくみると城のところ。
[画像忘れ]
《Sp−サモンクローズ》
通常魔法
自分用スピードカウンターが4つ以上ある場合に発動する事ができる。
手札を1枚墓地へ送り、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
このカードを発動するターン、相手プレイヤーはモンスターを特殊召喚する事ができない。
WCSでお馴染みの強力カードの1枚。あちらではなんと速攻魔法に。
CPU相手ではいいけど、友人でライディングデュエルルールでやる際にこれを使うと白けるので、
なるべく使わないほうがいいかもしれない。あと地味に手札交換が強い。
(罠3枚)
[画像忘れ]
《デシーブ・シンクロ》
通常罠
自分のエクストラデッキに存在するシンクロモンスター1体を選択し墓地へ送る。
選択したモンスターのシンクロ素材が自分フィールド上に揃っている場合、
それらのモンスター以外のモンスター1体の攻撃力は、
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択し墓地へ送ったシンクロモンスター1体の攻撃力の半分の数値分アップする。
この効果で攻撃力がアップしたモンスター以外のモンスターは、
このターン攻撃する事ができない。
シンクロの条件が揃ってる時に元を破棄して攻撃力を上げる、《融合破棄》と同じ系列のようなカード。
テキストが不明確だけど、素材に指定があった場合それを満たす必要があるのかとか、
送るシンクロモンスターは今シンクロできるカードじゃないとだめなのかとか色々と疑問が残る。
シンクロモンスターの都合上、高打点は得られやすいけど2体以上のモンスターがいてチューナーもいないといけないと考えると条件は辛い。
ただエクストラデッキのカードを墓地に送れる希少なカードなので、使うならばその用途になりそう。
《オフェンシブ・ガード》
通常罠
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動する事ができる。
このターンのエンドフェイズ時まで、その相手モンスター1体の攻撃力を半分にし、
自分はカードを1枚ドローする。
効果自体は劣化《ガード・ブロック》といった感じだけど、特筆するのは
GXと5D’s両方で使われた唯一のオリジナルカードという事。
……だったら《ゼロ・ホール》のおかしさなんて起こらないよね? と思うんだけど。
《エンシェント・サンシャイン》
通常罠
自分フィールド上に「レグルス」が存在する場合に発動する事ができる。
自分のエクストラデッキの「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」1体を
ゲームから除外し、相手ライフに2100ポイントダメージを与える。
この効果を使用した後、自分フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
このカードを発動するターン、自分は攻撃する事ができない。
妖精龍のサポートカード……なんだけど、なんだか書いてある事が物凄くおかしい上に、
しかもめちゃくちゃ弱そうにみえて強くてでも弱くも見えるという、ツッコミどころ満載のカード。
バーンカードとしては破格の数値でエンドカードになれる力はあるし、
アニメだとバーンの数値の脅威さは尚更なんだけど、
やっぱりやってる事とデメリットがキャラクターの印象とは正反対で意味不明なのでネタカードな感じがする。