新パック感想と5D’s85−92

新パックの情報が出てきて、とりあえず征竜弾以降久し振りにパックを買う事に。

スーパーにもウルトラにもいいものが多く、

とりあえずさにわと植物姫が出なければ大丈夫という良パック。

クリボーやルーツも悪くないんだけど、

他のラインナップが良すぎるので外れになってしまう残念なパターン。

今回は低レアに幅広いデッキで運用できるカードは少ないけど、

岩石族や過去テーマ等色々な方面での強化が多いので、

久し振りに多くのプレイヤーに買われることになりそう。



今回のパックの最新判明カードや既存判明カードの感想。





・《墓守の祈祷師》

効果自体は墓守系統だけど、守備力が1500で偵察者からも出しやすい。

ただ墓守の数で守備力が変動してしまうので、そのまま星に願いを型霊使いにいれるのは少し難しいか。



・《励輝士 ヴェルズビュート》

ローチの進化系。インヴェルズが元セイクリッド説、という可能性を結構上げたかも。



・《ダウナード・マジシャン》

待望の魔法使い2体で出せるエクシーズな上に、ランク3以下からも出せる強力な怠け者。

魔法使い族デッキが多いのでなんとしても手に入れたい。



・《神樹の守護獣−牙王》

シンクロモンスター

星10/地属性/獣族/ATK3100/DEF1900

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードは、自分のメインフェイズ2以外では相手のカードの効果の対象にならない。



ガオドレイク進化系。しかしビュートみたいに設定がわからずカテゴリでもないので結構謎なモンスター。

「部族の垣根を越えた協力」により、今までのモンスターがカテゴリを捨てて汎用へと変化していくのか、

《聖蛇の息吹》による復活や転生か……今のところは謎。



・《RUM−アストラル・フォース》
ランクアップの境地。

アストラルの概念自体は霊使いにも関係あるため、これを自然に霊使いデッキに組み込める。

魔法使い族はこれの恩恵を受けやすいので組みやすい。後は《キャット・ガール・マジシャン》さえ来れば……



・《相乗り》

速攻魔法

このカードを発動したターン、

相手がドロー以外の方法でデッキ・墓地からカードを手札に加える度に、

自分はデッキからカードを1枚ドローする。

「相乗り」は1ターンに1枚しか発動できない。



効果は単純に強い。



さてそんな事より問題はイラスト。海外初のあのバスもそうだけど、

「禁止・制限」をネタにしてしまったせいで訳がわからない事になっている。

OCG世界とかそういうものとは違う、GXから出てきた

デュエリスト世界」とも言うべきイラスト系列の出来事なんだろうか?

とりあえず訳がわからないので、これらのイラストはRPGに考慮しない事にしておこう。



・《オノマト連携》

以前の日記により【コアキメイル】を組もうとしていたのでこういうカードは嬉しい。

ズババのサーチによりウォーアームズも楽しい事になりそう。



・《ゴーストリック・ロールシフト》
霊使いなどリバースモンスターサポートができる永続罠。

永続罠という事で、何度も使えるからアドバンテージを失いにくいしチェーンもできるとなかなか。

コントロール奪取を軸にしたタイプも組みなおして見ようかな。



・《帝王の凍志》

通常罠

自分のエクストラデッキにカードが存在しない場合、

自分フィールド上に表側表示で存在する

アドバンス召喚したモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターの効果は無効になり、このカード以外のカードの効果を受けない。



発動条件は厳しいけど凄まじい耐性をつけられる。

特化したデッキ組んでも良さそうなカードだけど、3枚しか入れられない、

その時点でエクストラがほぼ使えない点には注意しないといけない。



・《スキル・プリズナー》

通常罠

自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。

このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。

また、墓地のこのカードをゲームから除外し、

自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。

このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。

この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。



効果自体は、《ブレイクスルー・スキル》のような感じで効果モンスターの除去が蔓延する今心強い。

レアのためあちらに比べて財布に優しいという点も良さそうだけど、天璣コースにいくかもしれない。



そして、またこいつら。同じ場面を何度も描いてるような気がする、というかそうか。



・《戦友の誓い》

通常罠

エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが

自分フィールド上に存在しない場合、

相手フィールド上に表側表示で存在する、

エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターのコントロールをエンドフェイズ時まで得る。

このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。



《好敵手の記憶》を調整しなおしたかのような効果を持つカード。

デメリットは結構きつく、《クロス・ソウル》の亜種のような感じになる……のかな?



イラストもあちらをアップしたような構図。しかし《ギガ・ガガギゴ》はエクストラモンスターじゃない。

エクシーズへの進化を描いているんだろうか?

ところで、《切り込み隊長》系列の《ガガギゴ》と《水霊使いエリア》系列の《ギゴバイト》が違う個体だ、

という意見も前より多く聞かれるようになってきた。

ここらへんも謎だし、更にその関連のグレファーも謎だしで、謎だらけ。





5D’sはクラッシュタウン編終了。

これは銃を初め色々とアウトなものが多すぎたため、海外版では大幅な規制がされている。

カードイラストも銃を持った殆どのイラストや演出が規制され、スタッフは結構大変だったと思う。



85〜92話の一部カード紹介。





(モンスター7枚)




《クロック・ナイト No.12》

効果モンスター

星4/光属性/戦士族/ATK1200/DEF1200

1ターンに1度、コイントスを1回行う。

コインの表が出た場合、このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1200ポイントアップする。

コインの裏が出た場合、このカードを破壊する。

1ターンに1度、自分フィールド上に存在する「クロック・ナイト」と名のついた

モンスター1体のコイントスを行う効果を無効にし、

コイントスをやり直す事ができる。



レオが使った、「クロック・ナイト」と名のついたカードの1枚。

表が出れば帝クラスの攻撃力で、裏が出ると自壊する。

しかしコイントスをやり直せるので、75%の確率で強力なアタッカーとなるため、

光属性・戦士族の中でも強力な部類になり、【ギャンブル】でも優秀。








《ガトリング・オーガ》

効果モンスター

星3/炎属性/悪魔族/ATK 800/DEF 800

自分の魔法&罠カードゾーンにセットされたカード1枚を墓地へ送る事で、

相手ライフに800ポイントダメージを与える。



その効果でアニメ・こちらの世界関わらず多くの人を戦慄させたバーンモンスター。

魔法・罠1枚を《昼夜の大火事》に変える効果で、回数制限等もない。

そしてそのステータスからサポートも豊富で、デスガイドに黒庭といった

豊富な特殊召喚サポートもあるため初手からフィールドに出すのもそれほど難しくない。

OCGではアニメほどの凶悪さはないけど、

ジェムナイトやラヴァルを中心とした炎属性など何度も回収できる魔法罠を持つデッキでは強力なフィニッシャーになる。








《フルアーマー・オーガ》

効果モンスター

星5/炎属性/悪魔族/ATK1600/DEF1600

このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、

相手ライフに1000ポイントダメージを与える。

このカードがフィールド上から墓地に送られた時、

墓地に存在する「ガトリング・オーガ」を特殊召喚する事ができる。



《ガトリング・オーガ》の進化体。がしかし弱い。下のモンスターを使う場合に墓地に落としておこう。








《ビッグ・キャノン・オーガ》

効果モンスター

星7/炎属性/悪魔族/ATK2400/DEF2400

このカードは通常召喚できない。

自分の墓地に「フルアーマー・オーガ」が存在する場合に、

自分フィールド上に存在する「ガトリング・オーガ」をリリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。

このカードが相手ライフに与える戦闘ダメージは2倍になる。

このカードが破壊された場合、

自分の墓地に存在する「フルアーマー・オーガ」1体を自分フィールド上に特殊召喚する。



少々面倒な召喚条件を持つ進化体2。少々攻撃力が低いのが気に掛かる。








《ロングバレル・オーガ》

効果モンスター

星7/炎属性/悪魔族/ATK 0/DEF3000

(テキスト不明、推定)

(1ターンに2度まで相手フィールド上の一番攻撃力が高い表側攻撃表示モンスターを選択して破壊し、

そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える)


ガトリングオーガ系最終形態。なんだけど攻撃力はまさかの0になっている。

正確なテキストは不明だけど、破壊対象を選べず、その上で対象に取るため注意。

しかしそれでも出しやすい属性・種族・攻撃力でお手軽な除去ができるため強い。

なお、この攻撃力は日本版では確認できず攻撃力が間違っている所が多かったけど、海外版では確認できる。








《インフェルニティ・ゼロ》

効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF 0

このカードは通常召喚できない。
このカードの効果でのみ特殊召喚する事ができる。

手札のこのカードは、効果ダメージによって自分のライフが0になる場合、

このカード以外の手札を全て捨てる事で自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

このカードが自分フィールド上に存在する限り、自分はライフポイント0でも敗北とはならない。

このカードは戦闘では破壊されない。

自分へのダメージ500ポイント毎にデスカウンターをこのカードの上に1つ置く。

デスカウンターが3つになった時、このカードを破壊する。



効果ダメージメタの終着点ともいえる効果を持つインフェルニティの1体。

革新的な効果だけど、かなり使い辛い。








《インフェルニティ・デス・ガンマン》

効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/ATK 100/DEF 100

自分の手札が0枚の場合で、自分への効果ダメージが発生した時、

自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事でその効果ダメージを無効にする。

相手は以下の効果を発動するかどうかを選択する事ができる。

自分のデッキの一番上のカードをめくる。

そのカードがモンスターカードだった場合、

相手ライフにこのターン受けた効果ダメージと無効にした効果ダメージの合計分のダメージを与える。

そのカードが魔法・罠カードだった場合、

自分はこのターン受けた効果ダメージ分のダメージを受ける。

相手がこの効果を選択しなかった場合、

相手はこのターン効果ダメージを与えられない。



やはりバーンメタのインフェルニティの1枚。

このカードに限らず、何故かアニメのカードは「〜の場合"で"」と変な感じのテキストになっている。

OCGのように「に」ではダメなのかな?

銃を構えていかにも強そうだけど、攻撃力は100。100という微妙な数値がまたシュール。





(魔法1枚)




《Sp−デッド・シンクロン》

通常魔法

自分用スピードカウンターが5つ以上ある場合に発動する事ができる。

自分のエクストラデッキシンクロモンスター1体を選択する。

選択したモンスターのシンクロ召喚に必要なチューナー及びチューナー以外のモンスターを自分の墓地から選択してゲームから除外し、
選択したシンクロモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

この特殊召喚シンクロ召喚扱いとする。

この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時にゲームから除外される。



シンクロ召喚版の《ミラクル・フュージョン》のようなもの。

エンドフェイズに除外されるがシンクロ扱いで他のデメリットもないので強力。

《Angel of Zera》や《ドリル・ウォリアー》との相性は抜群。

WCSシリーズでも収録されたけど、かなり弱体化した。



《魔轟神ヴァルキュルス》が復活している。

決して滅びぬと言うとおり復活してるけど、微妙にカードの効果と合わない。

イラストはデッドしたシンクロが復活な感じだけど、効果はデッドした素材でシンクロな感じ。





(罠6枚)




《シンクロ・オーバーリミット》

通常罠

戦闘によって相手モンスターを破壊したシンクロモンスターは、

このターンもう1度戦闘を行う事ができる。

このカードの効果で戦闘を行ったシンクロモンスター1体は戦闘終了後破壊される。



シンクロモンスター版の《破壊神の系譜》のようなカード。

実はOCGで2回攻撃ってかなり珍しく、トライスが多くのWikiページに書かれるのはそういった事情もある。

しかし、罠な上に自壊するという使い辛さがあるため、有効に使えるのは破壊耐性があるとかそういう場合に限られそう。



イラストには《アーカナイト・マジシャン》が描かれてるけど相性は最悪。








《ダイナマイト・ウォール》

通常罠

相手モンスターの攻撃時に発動する事ができる。

その攻撃モンスター1体と自分フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。

また、相手モンスターの攻撃時に自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、

その攻撃モンスター1体と自分フィールド上に存在する全てのカードをゲームから除外する。



墓地発動効果を持つ、《ツイン・ボルテックス》の上位互換。

しかし墓地発動の効果はかなり自分への被害が大きいので、なるべく異次元系のモンスターと合わせて使いたい。

また最大限の問題として、後半の効果は実際にダイナマイトを投げなければいけない。

カードショップ等では他の人に迷惑が掛かるし、そもそも所持自体で問題が起こりかねない。

使用は難しい。








《ピンポイント・シュート》

通常罠

(テキスト不明)

(デメリットがなく1枚を墓地へ送るマインドクラッシュ)



《マインドクラッシュ》の上位気味の相互互換。

こちらは1枚しか捨てられない代わりにデメリットがなく、「墓地へ送る」という強力なカード。

基本的にはこっちの方が扱い安い。ただそれよりも問題はこれもあわせたら手札破壊カードが増える事で、

あちらとのコンビ制限でもなければOCG化は他と比べて難しいといえる。








バックアタック・アンブッシュ》

通常罠

([]内は推定)
相手モンスターが攻撃してきた時に発動する事ができる。

バトルフェイズを終了し、自分フィールド上に

「アンブッシュ・トークン」(戦士族・地・星1・攻/守100)を、

相手フィールド上に存在する攻撃表示モンスターの数だけ特殊召喚する。

[「アンブッシュ・トークン」1体を特殊召喚時に]リリースする事で相手ライフに

[500ポイントダメージを与える。]



攻撃時にトークンを展開しつつ、またそれをリリースすればバーンできる強力な攻撃反応系。

基本的には他の攻撃反応系と共に採用して一気にダメージを与えるのがいいかも。

名前・イラストはAmbush(待ち伏せ)とBush(木、茂み)を組み合わせていて、なかなかセンスのあるカード。








《シンクロ・ブラスト》

永続罠

自分フィールド上のシンクロモンスター1体が相手モンスターを攻撃した時、

相手プレイヤーに500ポイントのダメージを与える。

この効果は1ターンに1度のみ使用する事ができる。



1ターンに1度、シンクロモンスターの攻撃でバーンできるカード。前にも登場した。

微妙としか言いようのないカード。
1ターンに1度って……。

例によって、「こんなカードを除去するくらいならカードを残しておきたい」心理を利用すれば厄介な働きは出来るかも。



ギガンテック・ファイター》が《円盤ムスキー》を粉々にしている。

こうしてエーリアンの侵略は失敗しOCG世界に平和が訪れた……でいいのかな?








《メタル・コート》

通常罠

発動後このカードは装備カードとなり、自分フィールド上に存在するモンスター1体に装備する。

装備モンスターはカードの効果では破壊されない。
さらに、装備カードとなった

このカードを墓地へ送る事で、装備モンスターの戦闘による破壊を無効にする事ができる。



放送当時はカードの効果と全く違うテキストで物議を読んだカード。

DVD・再放送で完全にテキストが変わっている。

効果的には強力な装備罠カード。