細かなアニメ考察+細かなOCG世界観考察
暫く遊戯王をプレイできず離れてるうちに、なんか凄いルール変更が発表されたようで、あちこちがパニックになっていた。
近くの店やらネットショップの存亡やら、色々思う所はあるけれどここでは触れずにおくとして、
肝心の自分のデッキへの影響というと、ほぼないデッキの方が多かったりする。
元々自分のデッキはリバースや儀式、メタビートのデッキが多かったので1ターンに何度もEXから出すような
デッキは殆ど組んでおらず、友人のデッキの性質上9期的なスピードともそこまで縁がなかったので、
ルールの改正自体は自分にとっては割といいものではある。
影響を受けるのはクリフォートやHERO、セラフィを使った展開をしてたデッキあたりかな。
クリフォートはこの際完全にキラー出すデッキにでもするかな……?
今の所は情報待ちの所も多いので、まだまだ組み替えは先になりそうだけども。
中々これといった完成日記ができないので、今回は特定の記事にするには内容が多くない、または不明慮や妄想点が多い系統の寄せ集め系。
内容はアニメ系が多めで、アニメの方はOCGとか以上に他の考察とかを見てみる事がほぼなく、
特定の事柄を除きそれほど熱心に考察を進める事もなかったので、とっくに考察されてるのもあるかも。
後はこじつけ点が多かったり前提を前提としたものがあったりと(多分)、色々と危うい考察も多い。
そんな感じで考察というよりは、パッと思い浮かんだネタや妄想という側面が他以上に強い。
また気になった事を色々並べたので前後で違う話題になってたり関係ない事があったりする、
仮置き場みたいな感じになってるのでそこらへん注意。
というか個人ブログってそういうのが普通のはずなんだけどいつの間にかアニメ日記以外決まった考察記事ばっかりになって行った気がする。……元からか
今更変な事言うけども何故か自分は神社と寺の区別が良くついておらず、
霊使いRPGといういかにも神職的なものが主人公のものを作り始めてからは色々和洋関わらずその手のは
見て調べていくようにしていて、それらも例外ではないんだけど
なんでかなかなか覚えられないまま精霊とかの細かい所の知識はどんどん覚えていく謎。
今回調べてく中で今度こそ覚えられればいいけど……
まずはアークファイブ。
アークファイブはこれまで以上にモチーフ関連に日本神話とかの方面が多く、和風関連はあまり制作時に見てこなかったので、色々見てみた。
超重武者に炎属性が何体かいる事、権現坂という名前を考慮すると、弁慶関係以外のカードの主だったモチーフは「愛宕権現」と思われる。
愛宕は炎の神であるとともに軍神でもあり、超重武者との間接的な相性もいいといえる。
それからするとファイヤーアーマーの謎のレベル5になる効果は愛宕→アター5→五っていう感じなんだろうか。
また、アークファイブとのつながりで言えば、熊野という権現も存在する。
この熊野と言うのは「ゆ(う)や」とも発音し、このユヤというのは幽野から転じてできたものであるそうで、ファントムとの関連がある。
また熊野という能も存在し、これは熊野という人物が帰郷を許されず、
村雨に花(確か花=桜だっけ)が散るのをみて詠んだ詩によりようやく許されると言う話で、
柚子が花鳥風月の花を担当しているのもあり、それっぽい感じがする。
そういうモチーフからするともしかして遊矢ってあちこちの次元に飛ばされた上に統合されて、
最終的には故郷に帰れないんじゃ……と思っていたけど、いなくなったのは柚子の方だった。
能の熊野は女性だからそりゃそうか……?
ちなみに熊野権現で主にまつっているものにはスサノヲであり、
遊矢戦でスサノ−Oを出したのはそういったモチーフが関連しているんだろうか。
愛宕権現はカグツチを祭っているので、それらよく敵になるような存在が武神では味方側で、
特にそういう存在でもないヒルコが諸悪の根元でペンデュラムで出てくるというのもその関連性によるものだろう。
そう考えれば、4つの主人公側の使う武器がヒルメの元に行って邪悪なモノとなって変化し、アマテラスとしてラスボスになるってのは
アークファイブのズァークの復活と使うカードそのものだし(ユーリは微妙だけど、イラストでは4種なのにガイドでは3種って書かれてたのと関係があるのだろうか?)、
急な武神の収録と展開が似ているのはそういうのを意識してワールドプレミアで出したって事になる。
そういう感じで、超重武者はかなりモチーフが凝っていたんだけども、何故か途中から
サルトビや九尾はともかく忍び足とかいうよくわからない名前のシンクロになっていってこういう感じではなくなっていってしまった。
てっきりこれからカグツチやらカネツ9やらがでると思っていたんだけど……
そういった考察が無いにしても、酒呑童子、九尾と三大妖怪を出しておいて、なんで最後に大天狗が出ないのかっていうのも変な所だし。
愛宕権現の祭神はイザナミなので、超重武者というイメージ的に女は出せないとかそういう理由もあるのかもしれないけど、
九尾(というより玉藻前)はメスだけど特に関係なく普通に男体化して男として超重の一員として出てきてるしなあ。
むしろシンクロではなかった不動明王は愛宕権現と関わりがある不思議。
忍術という点では飯縄権現があるし天狗とも関わりがあるから、それを代わりにした?でも2体も出すものなのかな……
性格面とかで見ると、権現というもの自体が仏と神が融合して本地垂迹する事をいった単語であるので、
そのあたりが神道方面由来の遊矢とのアクションカードの考え方の違いとかに繋がってるのかな?
また、愛宕は仏教、熊野は神道が元だったはずなので、その意味でもお互いにアクションカードへの意識が違うけど認め合うというのにも繋がっているのかも。
最後には自分からアクションカードを使いに行くというのも混合を示しているという解釈ができるし。
後は熊野権現は当時ではかなり珍しく女性を受け入れていた社寺らしいけど、
遊矢が今までに比べてかなり中性的な外見なのもそれを加味してるのかな?
ちなみに神道に関連するものとしては、シンジが遊矢戦で使ったシンクロ達(破魔の梓弓)があるけど、
それから考えるとシンジの名前の由来は神事と言うことになる。
この試合前にはシンジが遊矢に俺の踏み台となってくれ的な台詞を言っていたけど、
榊が神道で神事に使われる(台座とか)存在である事を考えるとなかなかウィットに富んだ発言だと思うんだけれど、ストーリーが色々あれだったので
そこらへんに注目されることはほぼなかった。
シンクロ次元関係で言えば、熊野は八咫烏と関係があるので、クロウはカラスつながりで選出されたとも見れる。
色々話聞いてる限りだとそういうノリで決められてもおかしくない、いやそういうノリが悪い訳じゃないけど。
シンクロという事で5D’sあたりに移っていくと、アルティマヤ・ツィオルキンやダークシンクロのように、
敵側が使ったシンクロは0に関係した感じになっているけど、これを追っていくと、
マヤ歴には2012/12/21に何かが起こる(主に滅亡とか)と記されているのがあり、
またその日に時間がゼロ・ポイントを迎えると言った人もあり、そのあたりがモデルになっているみたい。
遊戯王は基本的にレベルの最高値が12に設定されているので、この12を反転させたっていうのは単純に使いやすい数値でもある。
このゼロポイントやマヤはアセンション(次元上昇)との関連性もあり、ドラゴアセンションというそのもののカードをレクスが使用していたり、劇場版遊戯王とモチーフが同質だったりだけど、
どうも色々とアレなものが多くて中々調べていくと怖いけど、コメントで言われてたように、そういうものだからこそ
基本的には物語の敵側の思想として組み込まれていたりするんだろうか。
藍神がアセンション関係だったように、方界と元ネタが同じ明日香が使ったヴィシュヌの効果名もアセンションとついていた。
アセンションは簡単に言うと三次元から五次元へ移行する事だけど、劇場版遊戯王とモチーフが同じなアストラル関係を見てみると、
アストラルフォースはアニメ含め基本2つのランクアップをするように設計されてるけど、2つ上がるっていうのは
そこら辺を意識したものなのかな?
他にもこれ関係にはいろいろあるけど色々書いてくのが怖いのとインディゴチルドレンあたりはもう考察されてるだろうのでカット。
ただクリスタルチルドレンとKCと海馬の使ったクリスタル関係がKrystalなのを見るとよく練られてると思う。
とはいえ海馬のやった事は全く非ィ科学的な訳でもなく、時代が進むにつれ今まで霊的で科学的でないとされてきた事も
実際にそういうものがあるという論が普通に存在していたり、そういったものに迎合したりしているので、
パッと見では変に見えるけど実際の所はそうオカルトなものでもなくなっている。
いわゆる高度な科学は魔法と見分けがつかない的な感じになっている。
最も、相変わらずそういった分野が胡散臭い面やその他新興的な色々危険な事に利用されるのは未だに存在しているので、
情報を取捨選択していかなければエセ科学や新興的な何かと関連してしまうなど、中々難しい点もあるけど。
OCG面では、これまでどこで紹介していいかわからなかった考察系。
ストーリー性や元ネタのあるキャラを描く場合、特に何かしらで漫画やアニメを展開しにくい作品は、
イラストなどに細かい要素を色々と入れ込むのは良くある話だけど、
その点で攻撃モーションなどを見てみたところ、複数のキャラにある共通点がある事に気付いた。
元々は霊使いを軸にして他の遊戯王内のシャーマン関係と比べてみたりとかの話の中で判明した事で、
そこから調べていったらどんどんと広がってった。
とりあえずはまあ画像から。
この特徴的なポーズはモンスターによって少し違いはあるもののほぼ共通しており、
人差し指と中指、そして親指を立てるというのがそのポーズの基本となっている。
またこれだけでなく、イラストだけでも《魔族召喚師》や《墓守の召喚師》も同じポーズをしている。
これが何を示すのかと検索してみると、弥勒菩薩のポーズが出てきた。
色々とあるけれど、端的にポーズの意味を表すと「救済」を示しているらしく、
シャーマンという自然との共存や調和を目指し、創作では人よりも上位な存在である事が珍しくない役割を持つ
キャラクターには確かにあっているポーズではある。
ただ、これはあくまで仏教中心であって、カイクウはともかくとしてガスタやら霊使いまでこのポーズなのは不思議、
と思っていたところ、一説にはキリストとの繋がりがあるかもという話もあった。
その繋がりがないとしても、このポーズはもともとキリスト教において三位一体(トリニティ)を表すポーズであるらしく、
日本風なタイプでないキャラクターであっても、使っていても違和感はない事になる。
でもキリスト教にもそれらのモンスター関係なくね?とはなるけども、そこはファンタジーやボカシの問題もあるので、
とりあえず救済や三位一体といった意味のポーズである、と捉えておけばいいのかもしれない。
(ガスタは考察的にどうかはわからないけど)
忍者とかも使う場合もあるから印の要素も含ませてる可能性も。
ところでこのポーズ、特に仏教やキリスト教に詳しい人や細かくチェックする人でなくとも、
遊戯王を知っている人にはどこか見覚えのあるようなポーズではないだろうか?
それもそのはず、このポーズは十代のアレとよく似ている。
そう、ガッチャのポーズだ。
何で十代がこんなポーズをやりはじめたのかはともかく、十代は破滅の光に対抗するために生まれた王子の生まれ変わりであり、
救世主という意味ではそれらしい表現の1つと言える。
このポーズをとるのは十代だけではなく、(物語上の)敵味方関係なくこのポーズをとっているキャラがいる。
例えば黒咲もこのポーズをしている。
RRが銃火器装備とかしてるので銃の引き金を引くイメージもあるのかもだけど、エクシーズ次元の僅かな生き残りや
エクシーズ素材を3体使用するライズファルコンがエースであるなど、そういう面ではこの弥勒のポーズは似合っていると言える。
このポーズは遊戯王以外でもあるのかと思い、適当にシャーマン関係や和風・仏教、教会系のキャラを調べてみたところ、
案外簡単に色々と見つかった。
これらのジャンルとかは全くバラバラであるため、基本的にこのポーズは標準的に使われているみたい。
しかしそういう事はイラストレーターもしくはポーズを指定する制作側がそういうのを把握しているはずなんだけど、
その割にはこのポーズや名前について言及するようなのをなかなか見ない。
三位一体はともかく、弥勒のポーズみたいな通称がある訳でもなさそうだし、何て呼べばいいか迷う所。
(思惟のポーズって結構書かれてるけど、ポーズって英語だよね……)
よくあるポーズである事は確かだろうけど。
遊戯王の話に戻ると、とにかく救済やら三位一体やらの意味があるのはわかったけど、
そのモンスター個々ではどういう意味があるのか、という内容になる。
三位一体については本来の意味から一般的なもの、誤った解釈、トリムルティまで色々含むにしろ、3つの何かが必要になる。
この点、氷結界ではだいたい解放派が多いので、三龍というトリニティを形成しているという解釈がしやすい。
ガスタの場合は自分と鳥と神でいいんだろうか? 他には3番目がシンクロ体や、自然という解釈もできる。
霊使いの場合は自分・使い魔・憑依装着、もしくは霊使い・憑依装着・大人状態を示しているのかもしれない。
3という点で見れば大小はあるけど関連付けられるものは結構あり、
霊使いや風水師のようなレベルが3(更に言うならその倍数?)であるものから、
ウィンダのようなレベル3とチューニングして進化体になるもの、レベル3以下が効果対象になるなど色々考えられる。
三龍もまたレベル6、9となっているけど、その中でグングニールだけ3の倍数ではなく7で、しかも水属性縛りがあるというのは
グングニールが他と違った重要な役割をしているからなのか……?
そんな感じで試しにこのポーズを試してみたりしている。
……けども、それで手からビームが出たり仮面ライダーに変身したりするわけでもないので、単なる真似だけど。
ガッチャの練習にはなりそう。